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チュニジアの素顔
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古代カルタゴ市街とネクロポリス
Kerkouane كركوان
世界文化遺産に1985〜86年登録
ここは古代ポエニ時代の都市遺跡で、海沿いに区画され、紀元前6世紀頃に建設されました。
紀元前2世紀(カルタゴの滅亡)にローマによって破壊されましたが、その後はローマがこの地に新しい街を作らなかったので、
この地はそのままフェニキアの遺跡としてカルタゴの姿を残しています。
近くにネクロポリス(フェニキア人の墓地)が有り、墓から貴重な工芸品や装飾品が見つかっています。

区画された住居跡 ↑
海の直ぐ脇に建設されて有ります。・・・通路の左下は地中海です。

繋がった住宅 ↑
建物は隣家と隣り合って(壁の共有)作られています。

風呂と排水路 ↑
ローマ人と違って、ポエニ人は各家に風呂を持ち、プライベートを大切にしていました。
各家によって大きさや構造が異なりますが、赤い部分が風呂です。
大きさは日本の家庭風呂の半分程度で(写真は大型で家庭風呂と同じ位)、
中が2段になったものや深さが半部程度の物もあります。
風呂は日本の風呂と異なり、湯船のお湯をかぶっての入浴で、現在の共同浴場(ハンマーム)と同じ方式です。
シンプルなモザイク画 ↑
モザイクはシンプルで、石を点々と一面に敷いたものです。
この画はタニト神(カルタゴの守護神)を描いたもので、
信仰の厚さが分かりますが、ローマのような派手な図柄はありません。

排水施設 ↑
丸いところから流すと、U字溝のような排水路を通り、地下の排水路から隣の海に流していました。

職人の町? ↑
紫貝による染色をしていた模様で、そのために海に隣接する都市のようです。
約2,000人が住んでいた模様で、現在も発掘が進んでいます。

工芸品 ↑
ネクロポリスから発掘された工芸品です。

フェニキア時代の木製棺 ↑
ネクロポリスから発掘された木製の棺で、世界に類を見ない貴重なものです。