アウトドアライター・津波克明のページ
【気まぐれ日誌】 狭山茶畑 2012.5.15
狭山茶畑の広がりです。茶摘みを待つ、この優しい緑の色合いが私は大好きで、毎年のように訪ねています。
♪ 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか 茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠
茶を摘むとき、かつては茜の襷を掛けて行われました。それには理由があります。茜は止血剤として知られています。茶摘みは素手の仕事。指先が茶の小枝に当たってケガをしやすい。もしケガをしたら、襷の茜成分を擦り込みながら作業を継続するという先人の知恵が、この装束にあるそうです。と、そのように分析するのは、滋賀県大津市無形文化財である草木染名人の三代目太田藤三郎さんです。