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石綿代替実用繊維の性能比較

 

紡績繊維 品種

アスベスト4A

Eガラス

Cガラス

Sガラス

ARガラス

セラミック繊維

シリカ繊維

耐炎繊維  カーボン

比重

2.5〜3

2.5

2.75

2

2

1.3

強度(g/d)

2〜2.5

4.0〜5.5

5.2〜7.1

1〜1.5

2〜3

1.8

伸度(%)

10〜15

3〜4

1〜2

2〜3

10

耐熱性

溶融点1500℃

以上

軟化点

840℃

*注2

軟化点

750℃

*注2

軟化点

1050℃

軟化点

825℃

*注2

溶融点1760℃

溶融点1250℃

以上

300℃以上で炭化

分解

特徴

*注1

電気絶縁

耐酸性

高強度

耐アルカリ

耐火性

耐火性

耐炎性

IARC

グループ

1

2B

3

3

3

2B

知見無し

知見無し

 *注1: 柔軟性、耐アルカリ性、耐火性、復元力、耐オゾン性。

 *注2: 400℃以上で長時間、熱せられると軟化点以前に硬化が始まりフレキシブルな繊維でなくなる。

 

上記、石綿代替実用繊維の他、硝子繊維系では、クォーツ(石英)ファイバー、ホログラスファイバー(中空硝子繊維)と他、セラミック系長繊維のアルミナ繊維等がありますが生産数量が少なく高コストの為、あえて記載していません。

クリソタイルアスベストの耐熱温度について

クリソタイルアスベスト(白石綿)は、通常14%の結晶水を含有しており、この結晶水は400℃位から徐々に失われ

600℃〜700℃で急速にそのほとんどをなくし、繊維組織は破壊されて淡褐色となり脆弱になる。従って一般には600℃ 以下で使用することが望ましいのですが、溶融開始温度は1500℃以上なので充填物など静止状態で使う場合は、より高温でも使用されました。

 

石綿紡織品の品質

常温

200℃

300℃

400℃

500℃

等級

石綿含有量 (%)

強熱減量 (%)

安全使用温度

N

N (%)

N (%)

N (%)

N (%)

4A

99以上

15以下

480℃

608

520 (83)

461 (76)

412 (68)

363 (60)

3A

95以上

18以下

400℃

451

314 (70)

255 (56)

236 (52)

137 (30)

2A

90以上

23以下

320℃

392

236 (60)

177 (45)

 91 (24)

 55 (14)

1A

85以上

27以下

290℃

334

138 (41)

 75 (22)

 60 (18)

 37 ( 9)

混紡されているポリエステル繊維について

非塩化ビニール系繊維であり強制燃焼させても、シアンガス・塩素ガスのような有毒ガスの発生しない繊維です。

完全燃焼すると水と炭素ガスに分解します。

燃焼ガス特性(mg/g): CO(140),CO2(1020)他不検出  JIS-K7217

燃焼性 酸素指数: 28  JIS-A9511

 

クリソタイルアスベスト紡織品の取り扱いについて

 平成18年9月1日より石綿紡織品は特殊用途(ポジティブリスト)に使用されるグランドパッキン以外、全面禁止

   です。

 

     平成19年10月1日より↑ポジティブリストから一部削除された事により使用禁止項目が新たに追加されました。

     (平成19年9月11日一部改正パンフレット PDF)

 

 世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関

(IARC;International Agency for Research on Cancer)におけるヒト発がん性分類


《IARCのヒト発がん性分類》
グループ1 ヒトに発がん性がある(Carcinogenic to humans)
アスベスト(石綿)、たばこ、カドミュームなど87品種
グループ2A たぶんヒトに発がん性がある(Probably carcinogenic to humans)
ホルムアルデヒド、紫外線、ディーゼルエンジン排ガスなど63品種
グループ2B ヒトに発がん性の可能性がある。(Possibly carcinogenic to humans)
ヒドラジン、コーヒー、スチレン、ウレタン、ガソリンなど235品種
グループ3 ヒトに発がん性があるとは分類できない(Unclassifiable as to carcinogenic to humans)
グラスウール、ロックウール、SO2、タンニン、モルホリン、ポリエチレン、ポリウレタンホームなど483品種
グループ4 たぶんヒトに発がん性がない(Probably not carcinogenic to humans)
カプロラクタム1品種のみ

上記の値は、あくまでも測定値であり保証値ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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