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室内楽アンサンブル YMCAホール発表会にて

ごあいさつ

東京に音楽教育専門機関としての桐朋学園が創立されて数年後、東京以外の地方にも「こどものための音楽教室」が作られることになりました。音楽を学ぶには、幼いころからの早期教育が非常に重要であると斎藤秀雄はじめ当時の教授陣が考えたからです。

広島教室はその中でもっとも古い1963年設立の歴史を誇ります。初代室長は、ピアニストで春秋社のピアノ楽譜編集でも名を残した井口基成でした。井口基成はじめ弦楽器科の斎藤秀雄、ピアノ科の井口愛子ら桐朋学園の創立メンバーは広島を度々訪れ、子供たちに音楽の基礎から考え方や捉え方まで音楽する喜びを教えていきました。

広島教室から巣立った卒業生の中には、チェロの山崎伸子・秋津智承、指揮の山下一史、ヴァイオリンの長原幸太・田中晶子はじめ現在活躍中の演奏家も数多くいます。

設立当初に比べ生徒の数は増えましたが、広島教室の40年間変わらぬ姿勢は、ひとりひとりの個性を大切に育む気持ちです。

                    室長  上野 久子(桐朋学園大学教授、ピアニスト)
                    代表  安田 謙一郎(桐朋学園大学客員教授、チェリスト)