組織概要
1.くまもと地域自治体研究所とは?
去る、2000年2月、自治体に働く人々、地域の問題に取り組む住民の方々、自治体や地域問題に関わる研究者などが集い、「熊本にも自治研を」と設立準備会を発足させました。その後一年の準備期間を経て、2001年2 月、わたしたち「くまもと地域自治体研究所」が産声を上げました。
さて、世紀は地方分権の時代と言われています。その証として、2000年4月には「地方分権一括法」が施行され、条例制定権などを生かし、地方自治を大きく発展させることが、補助金制度や財源移譲問題など、多くが積み残されたままではありますが、形の上では整ったのです。
しかし、実際には「地方分権の受け皿づくり」という名の下に、自治体リストラが進められています。「平成の大合併」と言われた一連の動きは、そのあらわれの一つです。国、地方を含む借金が700兆円とも900兆円とも言われる中、自治体を合併させるとともに、わたしたちの暮らしに深くかかわる分野の予算は削られ、負担が増え、さらには民営化へと進むなど、自治体のあり方が大きく様変わりさせられようとしています。
そのような中、「真の自治体とは」が大きく問われています。それは同時に、わたしたち住民と自治体行政との関係のあり方も、様々に議論されているところです。「地域のみんなが、それぞれの立場に応じて智恵と力を出し合い、本当の意味で、住民と行政が協働して行く自治体」を創ることが求められているものと考えます。