本文へジャンプ 1月 1日 

新年、明けましておめでとうございます




新年のご挨拶



理事長 平山 晴章

明けましておめでとうございます。

 私の昨年の年頭の挨拶文の中に、3月12日の九州新幹線開通を心待ちにしている事を書いておりました。しかし前日の3月11日、一生忘れられない東日本大震災が発生し、多くの方々が犠牲になられました。楽しみにしていた記念式典が中止になったことは、残念でしたが仕方ない事と思います。

 震災は遠い東北の出来事と思いがちですがこの玉名の地でも大津波が襲った事はご存じでしょうか。「寛政の大津波」といって、十八世紀末雲仙の媚山の崩落により、有明海沿岸に津波が起き、天水、横島、長洲と数万人規模の被害が起きたのです。「島原大変、肥後迷惑」という風評でこの出来事は伝えられています。

 我々もこの大震災を教訓に「対岸の火事」では済まさず、いつくるかわからぬ災害に備える準備が必要です。幸いにして「たまきな荘」は高台にあり、避難場所にもなっています。又、昨年末周辺住民や行政の方々との避難訓練も行われました。その上利用者の皆様は、たまきな荘職員、医療センタースタッフ、玉名郡市医師会員、そして、家族の方々と強い「絆」で結ばれている事を忘れないでください。

 震災後、ブータンのワンチュク国王が来日されました。ブータンの国旗には龍が描かれています。国王が被災地(福島県相馬市)の小学校を慰問された時のことです。子供たちに「龍を見たことがありますか?」と尋ねられました。日本の子供たちは首をかしげました。すると国王は「私は見たことがある。その龍は一人ひとりの心の中に人格という形で生きている。人は成長するにつれ、いろんな事を経験する事によってその龍も大きくなり、いずれは天にまで昇っていくんですよ。」と説明しておられました。さすが国民総幸福度が世界一のブータン国の国王だなと思いました。

 新幹線は震災後、何事もなかったように順調に運営されています。この年末年始、たまきな荘から見える新玉名駅も多くの人で賑わうでしょう。今年は辰(龍)年、我々の龍も風、雷(震災)を忘れる事なく、立ち向かい、お互い強い絆によって成長し、天に昇っていけるよう、精進していきましょう。



年始会

 平成24年1月1日(日)年始会を執り行いました。年始会の前には理事長、施設長から御屠蘇が振る舞われ、会が始まるとおせち料理や雑煮に利用者の皆さん大変満足されていました。また、年始会は他の行事にない雰囲気で、職員、利用者ともゆっくりとした時間を過ごし、素晴らしい年のスタートをきることができました。




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