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■どのような人に向いているのでしょうか?
お子さん(15歳以上)から大人の方まで幅広くお使いいただけます。 矯正治療をひかえた方、むし歯や歯周病の予防に効果的です。
むし歯の多いご両親からはむし歯の多いお子さんが生まれることが多く、むし歯が感染症であるといわれるゆえんです。お子さんのお口の中の細菌のすみわけが決定するのは生後19〜31ヶ月と言われています。小さなお子さんのいる家庭ではご家族皆さんで行うことで自分自身だけでなく、お子さんのむし歯予防にもつながります。
■3DSってなんだろう?
治療した歯がまたむし歯だと言われた・・・。
磨き方を注意されてから、一生懸命歯を磨くようになったのに。甘い物だってそんなにたくさんは食べていないのに、どうして?あまり歯を磨かなくても、たくさん甘いものを食べても、むし歯にならない人もいるそうだ。どうして自分の努力は報われないのだろう・・・。実はむし歯になりやすい人と、なりにくい人がいるのです。むし歯ができるためには条件があり、その要素をたくさん持っている人ほどむし歯のリスクが高いのです。
むし歯のリスク要因
・むし歯の原因菌の数が多い。
・歯垢の量が多い。
・唾液の量が少ない。
・唾液の酸性度が高い。
・1日の飲食回数が多い。
・フッ素の使用量が少ない。
・歯の質が脆弱である。
少しでもこれらの要因を改善することができれば、連鎖的なむし歯の脅威から逃れることができます。むし歯はむし歯菌(主にミュータンス菌)による感染で起こります。
では口の中を、”小さな教室”と考えてみましょう。”むし歯”という風邪をひいた子がいると、周りのお友達も同じ風邪をひきやすくなりますね。でも、もともと身体が丈夫(歯質が丈夫=耐酸性が高い)だとか、よく手を洗う(きちんと歯磨きができる)、うがいをする(唾液の量が多い)お友達は、うつらないで元気です。
さてむし歯菌は一度口の中に住みつくと、追い払うことがとても困難です。それはむし歯の主な原因菌であるミュータンス菌が、バイオフィルムというバリアを形成し、飲み薬や塗り薬を跳ね返してしまうためです。さらに、薬は容易に唾液でうすまってしまい、充分な効果が出る前に通過してしまいます。教室のみんなが学級閉鎖にならないためには、どうしたらいいでしょうか。むし歯の原因菌であるミュータンス菌は、歯ぐきや舌ではなく、歯だけに付着する性質があります。
つまり、歯だけに特効薬を作用することができれば、効率よく選択的にこの菌だけ退治することができます。
風邪をひいたお友達(むし歯菌)に、風邪の特効薬(抗菌剤・フッ素)を飲んでもらい、マスクを(トレーを装着)して細菌の飛沫を防止する(さらに唾液による希釈を防止する)。その間に、周りのみんなはうがい、手洗い(歯磨き)、栄養補給(フッ素塗布)をして健康増進に努めます。教室中のみんなが頑張れば、風邪の流行る季節を乗り切れるでしょう。
3DSではミュータンス菌の作る強力なバリアを破壊するために、まずお口全体の徹底したクリーニングをします。その後型を採って作ったトレーを用いて、歯に薬剤を与えます。トレーのおかげで唾液に薄まることも無く、一定時間確実に薬を塗布できます。
自宅でも口の中の菌のバランスが安定するまでの約2週間、ミュータンス菌を活発にしてしまう砂糖(しょ糖)の摂取を控え、歯磨きもフロスやワンタフトブラシ、歯間ブラシを駆使して徹底していただきます。毎日、歯を強くするフッ素や抗菌剤入りのジェルを、このトレーを用いて歯面に供給することで、むし歯のリスクを低く抑えられます。
2週間の頑張りが、むし歯の再発を防ぎます。効果は4〜6ヶ月持続しますので、年2〜3回定期検診時にクリーニングと薬の投与を行います。
歯垢の質が変わり、口の中がさっぱりしていくことに気付かれるはずです。なによりむし歯の再発が激減することにきっと驚かれるでしょう。
ご相談は担当医までお気軽にお尋ね下さい。
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