
|
■震える山■ 山が震えている。 妖怪たちは、誰もが異変に気付いていた。 彼らを統括するのは、天狗を中心とした巨大組織――《妖怪の山》。 その上層部にあたる大天狗議会は、異変への速やかな対処を約束した。 百年以上ものあいだ、山の社会の平和を守り続けてきた妖怪組織。 山に棲む者たちは皆信頼を寄せ、組織が誇る精鋭部隊の活躍に期待していた。 だが―― 組織が抱える巨大な闇に、気付いてしまった者たちがいた。 |


|
|
「潜入も侵入も、終わっちまえば、似たようなモンだろ」 「『ツンデレ』と『ツンドラ』くらい、違うでしょう」 「……何だ、そりゃあ」 |
|
||||||||||||||

|
|
「どういうことですか、それは」 「私にもよく解らん」 「はあ。うらやましいですね」 「お前もいつか、モテモテになれるさ」 「触手には、モテるんですがねー」 「何だ、それは」 「エロいな」 |


|
著:神方山 祈 イラスト:おうぎまこと 文庫判/450P \1,500(予価) |






