| ランク | ジャンル | 俺分類 | シナリオ | 原画 | プレイ時間 |
| A+ | 月のお姫様ホームステイADV | シナリオ・萌え・エロ、全て。 | 榊原拓 / 内田ヒロユキ / 安西秀明 | べっかんこう | 長い |
めちゃめちゃおもろいです。
プロローグが終わってから個別ルートに入るまでの共通部分は確かにちょっと退屈、正直それだけがSランクを逃した理由でもあるんですが、各ヒロインの個別シナリオはどれも良質で(特にフィーナ編!)、全員クリアした後の『夜明け前より瑠璃色な』編はもう「凄い」の一言……もうワールドという言葉だけでは表せられないくらい。突拍子のなさが意外性を呼んで素晴らしいシナリオに仕上がった!と俺は思います。
各ヒロインごとのシナリオについてはこちらを。
プレイ日記ですが、こっちの方がプレイ直後のナマの気持ちが伝わるだろうし。決して手抜きなどではなくw プレイ日記には無い「夜明け前より瑠璃色な編」については、ネタバレ無しに語るのは不可能っぽい。ただ、それまでに家族達に言われてきたことが積み重なって達哉が成長する、という過程が見られる。そして、フィーナの物凄くカッコイイ姿が見られるサイコーなシナリオでしたとだけ言っておきましょう。もうまとめですw 俺はこの作品は、今までのオーガスト作品とは一線を画すものだと思っています。ではどこが違うのか。色々あると思うんですが一言で言うなら「揺ぎないテーマ」だと思うんですよ。一貫して一つのテーマがシナリオの根幹にあった、というように感じたんです。
何かのテーマを伝える為のシナリオとなると、説教臭くなってしまってそういうのは俺も好きじゃないです。けどこのあけるりでは、「テーマはシナリオによって伝えられるものである」という[テーマ(主)>シナリオ(従)]の関係だけでなく、[シナリオ>テーマ]の関係もあると思うんですよ。言葉で上手く表現できなくて、こんなわけのわからん不等号で表さざるを得ないのがとても歯がゆいんですがw
まあそんな感じなんですよ、フィーリングで感じ取ってくださいwww
そんな感じだから、揺るぎないものがあるから、主人公やフィーナや他のヒロインが本当に真剣なんです。それが見ていて凄く嬉しい。作品の中の、主人公とヒロインとの愛もまさに純愛、純粋な愛です。
それじゃあその「テーマ」は何なのか、言葉にすると何か嘘臭くなるんですが、家族とか絆とか、そういったものだと俺は思いますし、プレイした人は同じようなことを感じたんじゃないでしょうか。
家族・絆・愛……現実に口にしたらそれこそ鼻で笑われそうですが、
それ故、作品というフィクションの中で見られる本当のそれは、とても美しいものです。
失ってしまった本当に美しいもの、あなたも「あけるり」で感じてみませんか?
ワールド……オーガストのどの作品にも見られる、突拍子も無い設定・シナリオのこと。真相は知らないが、シナリオライターの名前をとって「榊原ワールド」と名付けられ、それが省略されて「ワールド」になったのだと自分は理解している。
特にPrincess HolidayのTRUE ENDでそれが顕著。どれほど破天荒なものかは、是非とも自分の眼で確かめてみてほしい。