黒テント 俳優・斉藤 晴彦氏,木野本 啓氏来崎
秋の黒テント長崎公演に備え,劇場の選定のため,斉藤氏,木野本氏が来崎しました.まずは萱嶋が長崎駅で木野本氏を迎え,長崎空港まで斉藤氏を迎えに行き,その後,尾田も合流しました.そこで,長崎名物の皿うどんを食べてもらおうと,紅山楼へ行き,ミーティングをしながら昼食をとりました.
今度の作品は,ノーベル文学賞を受賞したイタリアの劇作家ルイジ・ピランデッロ作で近代演劇に革命をもたらした傑作『作者を探す6人の登場人物』を俳優の斉藤晴彦氏が演出し,タイトルは作者の名前をそのまま『ぴらんでっろ』として上演します.「タイトルをひらがなにするとどこかの方言のようでしょ」と面白そうに話す斉藤氏の様子で,今回の劇に対する細かなこだわりが見て取れました.
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真剣なまなざしで劇場を観察.
左から,斉藤氏,木野本氏,NSN萱嶋.
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今回は,「演じる」と言うことを役者の立場から徹底的に追求し,演劇の持つ豊かな想像力を遺憾なく発揮できるような作品に仕上げるそうです.
前回の『金玉ムスメ』をご覧になった方は,本当に同じ劇団なのかと思えるぐらい,まったく趣向を変えた作品になると言うことです.演じるための基本であるセリフに重点を置き,その言葉のやり取り,リズムが「心地よい」作品になるそうです.歯に衣着せぬ役者のやり取りが「気持ち良い」そうで,「演じる」ことを重視して,音楽演奏も一切ないという,最近の黒テントの演劇とは異なる形で進行するそうです.
「いつも同じことをやる劇団と言うのも重要ですが,劇団と言うのは何にもとらわれず,自由にいろいろやっても良いのでは」と言うのが斉藤氏の考え方のようです.
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ステージの上から客席を眺める斉藤氏
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その後,劇場の候補地を回りました.まずはチトセピアから.ホールでの音の響き方,ステージの広さ,客席数など,一つ一つを細かく質問していました.また,作成中の舞台シナリオを思い浮かべながら,いろんな角度からステージを見たり,ステージ上から客席を見たり,様々な角度からああでもない,こうでもないと思案していました.今回の劇は,普通の演劇と異なり,様々な趣向を凝らした舞台となるため,ステージそのものも重要だが,客席もとても重要な要素となると言うことでした.話を聞くと,いろんな演出や仕掛けが隠されているようですが,それは見てのお楽しみと言うことで,しばらくは内緒です.
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その後,約束の時間まで少し余裕があったので,途中から浜平方面へ車を走らせ,長崎の景色を見てもらうことにしました.通常見る長崎の景色は稲佐山からの眺めが多いので,今回は浜平側から長崎を見ていただきました.「こちらの夜景は100万ウォンの夜景です」と説明しましたが,「いや,これはきっと100万ドルの夜景になるのでは」とフォローしてくれました.また,長崎の町並みを見て,「多くの建物が白,茶色系なので,街の色と言うものが落ち着いて,景色が上品だ」といってくれました.
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浜平からの景色をバックに記念撮影
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舞台の広さや設備を念入りにチェック
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演出を考えながら舞台選びも大変だ
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その後,NBCビデオホールへ.こちらでも,チトセピア同様,細部にいたるまで質問し,また,観察しながら舞台のイメージと合うかどうかを真剣に考えていました.最終的には,セット,道具類の都合もあるので,東京に帰ってもう一度係りの人間を交えて話し合うと言うことでした.
その後,斉藤氏がホテルへチェックインし,そのホテルのロビーで再度打ち合わせを行いました.今度のチケットの価格設定,具体的なプロモーション方法などを話し合いました.また,どんな人に見に来てもらいたいか,どんな舞台になる予定か,黒テントの考え方と,NSNとしてどこまでできるかなど,お互いを理解しあえるよう,じっくりと話し合いました.と,そこに,カステラを持ったNSNの朝長と前回の長崎公演で受付をしてくれた「みっちゃん」がカステラを下げて颯爽と登場しました.見事なタイミングでの登場でした. |
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その後は,NSNらしく,やはり飲みに行ってしまいました.通常の定例会ではみんな終わるとピシャッと帰るのに,こういう会では相変わらず飲んでいます.今回は,前回の長崎公演の時にもお手伝いしたという劇団「ちゃんぽん」の本山氏,それから宮崎氏も一緒に参加していただきました.NSNの江尻,坂口も登場し,また,黒テントのメンバーの宮地成子氏と長崎在住のその妹も参加し,宴は進んでいきました.せっかく長崎に来てもらったので,地元の美味しいものを食べてもらおうと,長崎駅前の「まつなが」にお邪魔し,みずいか(アオリイカ),鯨,ウチワエビなどを食べてもらいました.
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旨そうに酒を飲む俳優・斉藤氏とNSN萱嶋
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左から俳優・木野本氏とNSN江尻
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今回唯一の女優・宮地成子氏
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酒の席となると欠かせない,このNSN江尻も俳優木野本氏と意気投合し,しっかりと飲んでいました.また,宮路氏は熊本出身だからかどうかは分かりませんが,壱岐ゴールドを堪能していました.
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みんなで記念撮影
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相変わらずみんなで記念撮影
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盛り上がった後に,みんなで記念撮影.これが,NSNと黒テントの本格的なつながりの始まりとなるようお互い確認しあいました.その後,以前からずっと斉藤氏と親しくしている城尾氏のお店を訪れ,一緒に待っていた太田氏,林田氏と,昔話や,演劇談義に花を咲かせました.NSN萱嶋と尾田も,今回はいろんな縁でNSNが黒テントを盛り上げることになったということを伝え,NSNが全力で黒テントの長崎公演を成功させるよう努力することを約束し,困ったときは助けてほしいと言うことをお願いしてきました.
NSNとして,最初から劇団の公演をお手伝いするのは今回が初めてです.慣れない面も多々あると思いますが,会員同士でアイデアを出し合い,密に連絡を取って,今回の公演を是非とも成功に導きましょう.NSNの活動は始まったばかりです.
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