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 ◆ ロシア ◆ (’99/12/30〜’00/01/03:22歳)      
    〜 ウラジオストク・ハバロフスク5日間の旅 〜


はじめてツアーに参加してみました。物価が安いというのもあるだろうけど、ツアー料金が激安だったのです。記念すべき2000年をロシアで迎えるなんて、かっこいい。ロシアの新年パーティー(ヨールカ祭)にも参加します。世間を騒がせた2000年問題は全く影響なしでした。

ロシア通貨はルーブル。1ルーブル=15円くらいです
END
■ ロシアに行ったワケ

私、冬って好きなんです。寒いのも別に平気だし、雪が降るときれいだし。だから寒い国に興味を持ってしまうのです。

大学の第二外国語はドイツ語だったんだけど、ロシアにも少し興味があったので、4年生のときに選択しました。最初から就職する気なかったから就職活動もしてなくて暇だし、たいして授業がないのに例年と同じ学費払うのももったいないしね。それに、あの文字読めたらかっこよくない?1年生に混じって結構まじめにやってたのよ。

で、恒例のように、勉強すると実際行ってみたくなる私。本命はバイカル湖なのよー!!世界一の透明度なのよー。あんなでかいのに冬は凍るのよー。すごいよー、絶対見たいよーーーっ!!ロシア語の先生も、「バイカル湖のほとりで食べるキノコはおいしいです。」なんて言うしさー。

なのに今回あった、バイカル湖(イルクーツク)に行くツアーは日数がちょっと長くてね。当時私は臨時で仕事をしていて、ちょっと休めない状態だったので泣く泣くあきらめたんだー。このときの仕事、内容もかなり最悪だった上に、私のバイカル湖行きもはばむなんて、許せん。二度とやんねーぞ、バカヤロー。(話がそれた) ウラジオストクとハバロフスクも行ってみたかったからいいんだけどね。


<< 1999年12月30日 >>

■ 新潟からなんでラクラクよー

ウラジオ・ハバロには新潟からの直行便があるので、新潟出発です。山形に住んでる私は近くて助かるわ。だって、前泊なんかしなくていいんだもの。夜行バスに乗って眠れない夜を過ごさなくてもいいんだもの。都会の人々よ、田舎の大変さを知れ。でも新潟って新幹線通ってるし、集合が夕方だからそんな大変でもなかったかも。

新潟から海外に行くことなんてないから、新潟駅でスーツケースひきずってるとかなり目立って恥ずかしい。空港行きのバス停に向かう途中、へんなやつが 「持ちましょうか?」と言って接近してきたけど、余裕でお断り。うざいから私に構うな。スーツケースが意外にでかいので重そうに見えるかもしれないけど、実は中身がらがらで軽いんだよ。空港は駅から結構遠かったです。

さすがに新潟空港、人がいないです。なんか早く来すぎたので時間つぶします。あんまり早くから集合場所に行って1人で待ってるのもなんだし。
集合場所に行ってみると、1人でいる人もちらほら。それに女の人がほとんどでした。よかったー。ツアー初めてだからちょっと緊張。

参加者総勢26人。多くてびっくり。ロシアなんて、私の回りに誰も行きたがる人いないのに、日本全国から集めればいるもんなのね。年末年始だし、しかも激安だっていうのもあるんだろうけど。でも話を聞いてみると、同じ旅行会社の別のロシアツアーに行きたかったのに人数が少なくて催行中止になったからこっちに寄せ集められたみたいなとこもあるらしいです。

このツアー、1人参加者が多いからか見知らぬ人どおしで相部屋になります。だからツアーってみんなそうなんだと思ってたら、普通は1人部屋にさせられるんだよね。私的には知らない人と相部屋でもいいので、あの無駄な1人部屋料金追加するのをやめてもらいたいんですけど

部屋の割り振りを最初に知らされるので、いきなりお友達もできてラッキー。私のパートナーは、大手外資系企業に勤める、お嬢ちっくなYさんです。飛行機を待っている間、すでにほとんどの人とお友達になりました。そのなかに、モスクワの大学に1ヵ月ほど留学していたという人(女の人)がいたんですけど、行く前だっていうのに怖い話聞かされました。

な、な、なんと、身ぐるみ剥がされたらしいです。日中に友達と3人で公園みたいなところを歩いていたら、前から人が近づいてきて、気付くと後ろにも人がいて・・・つまり挟み撃ちですな。確か、ナイフ持ってたとか言ってたかな?それで荷物を全部渡したんだって。幸い、パスポートやお金は服の下に隠して持っていたから取られずにすんだらしいんだけど。よく、「夜の一人歩きは危険」なんていうけど、「昼の複数人歩き」でも危ねーじゃねーかよ。ロシア、ちょっと怖いです。

この人、一応保険をかけてたんで、お金を請求しにロシアのどっかに手続きしに行った時の話がおかしかった。ロシア語では、「R」を「エル」って発音するのね。それで取られた時計が「ELLE(エル)」というブランドのものだったので、係りの人に「エル」って言ったら、書類に「R」って書いてたんだって。「R」って何だよ。そんな物、ないだろ。

飛行機はウラジオストク航空です。(←そのまんま) 2時間のフライトなんで、機内食とかありません。ロシアの機内食ってどんなんか食べてみたかったなあ。そうするとアエロフロートに乗るしかないのか。うーん、それはちょっと。

ボーディングパスの座席のアルファベットは、普通に「ABC・・・」って書いてあるんだけど、この飛行機ロシアのやつなんで、機内の座席を見てみると「АБВГД・・・」(ロシア語のアルファベット)ってなってます。私は「C」の席だったんだけど、「C」ってどこだよ、と思わずつっこんでしまいました。

ウラジオストクの空港に到着。他社のツアーに、ゴージャスな毛皮みたいのを着てブランド物のカバンで来ている人がいました。ロシアの空港でおもいっきり浮いてます。お前、ロシアなめてるだろ。しかもシベリア鉄道に乗るツアーらしい。そんなんで列車乗ってたら、私を狙ってくださいってアピールしてるようなもんだろ。こういうのがいるから日本人カモにされるんだよ。

■ 初ロシア上陸。ウラジオストクの夜

空港からホテルに向かいます。もう夜で暗いので、景色は全然見えません。だからロシアの町ってどんな風景なのか、まだ分かりません。ホテルはその名も「ホテル・ウラジオストク」。そのまんまじゃん。宗教上の関係で、この時期ロシアはクリスマスなので、ホテルも少し電飾で飾り付けしてありました。ホテルの中も、じみーに少しだけ飾りがついてます。(→)

一応、三ツ星ホテルらしいけど、かなりぼろいというか、古い感じ。トイレットペーパーが、今時日本では見かけないような、硬くてごわごわの便所紙みたいな材質だったのはちょっとひいたな。

夕食は、魚介類がでました。日本人好みの味付けをしてるからなのかどうかは分からないけど、ふつーにおいしかったです。もちろん、ボルシチも食べましたよ。本当にスープが赤いのねー。なんかトマトスープのような味だったような?(多分トマトは入っていないはず。) この赤い色は、「ビーツ」という、赤いおイモのせいなのですよ。
付け合せに生野菜があったんだけど、ロシアではめったに生野菜って食べないらしいです。しかも冬になんかなおさら。野菜は夏のうちに瓶詰めにして、ピクルスみたいになったやつを食べるんだって。添乗員さんも生野菜が出たことに驚いてたくらい。

最初、夕食の時のドリンクが別料金だってことが添乗員さんもはっきり分かってないみたいだったのね。だからウェイトレスのおねーさんにすごい迫力で迫ってました。この添乗員さん、かなりのお年の方なのですよ。でももちろんロシア語はぺらぺらよ。発音は日本語風ロシア語なんだけどね。それにしても、こんな普通のおばさんみたいなひと(←失礼だわー。ごめんなさい。)が、実はロシア語ぺらぺらってすごいよな。

話反れた。で、クリスマスで他の客もいっぱい入ってるのに、ウェイトレスさんは少ないわけよ。なのに、ほぼ全員がドリンク注文しようとしてて、しかも頼むものもバラバラだから、ウェイトレスさんもパニック状態。
添乗員さんの他に、ロシア人の現地係員さんもいたんだけど、ツアー客の人が、この現地係員さんに「○○(ドリンク名)くださーい。」と言うもんだからに、「お嬢さんに言ってください。お嬢さんに言ってください。」を連発してておかしかったです。みんなにドリンクがなかなか行き渡らなくて、だんだん添乗員さんは怒り出すし。

※ ロシア豆知識:ロシアでは、ウェイトレスさんのことを 「ジェーバチカ」(若い女の人のこと=お嬢さん)、もしくは「バーブシュカ」(おばさんのこと)と呼ぶのです。だから、日本語に直訳すれば、ウェイトレスさんは「お嬢さん」ってことになるんですが、普通、「お嬢さん」と呼びかけることなんてないわな。だから余計におかしかったのですよ。

ドリンクは別料金なんでその場でお金を払わなくてはいけません。でも、ついさっき、しかも夜に着いたばかりなので、みなさん、まだルーブル持ってません。そこはロシア旅行常連の方が持っていたので借りました。しかーし!!!これをネット上でばらしてよいのか分からないんだけど・・・、でも書いちゃえ。ロシアは、国外にルーブルを持ち出してはいけないことになっているのです。なので、ロシア常連さんといえど、両替してないのにルーブルを持っているのはまずいということになるのですよ。まあ、出国の時に、特に調べられることもなかったようですけどね。あ、でも、銀行で両替したのかもしれないな。

夕食の後、ふと、レストランがある階(地下)のトイレに行ったのですが、なぜかそこは別世界だったー。すんごく怖いんだよー、なんか。レストランがある場所とちょっと離れたところにあって、とても薄暗い。そして人の気配もない。ここで襲われても、誰も気付かないよ、という感じなのです。きわめつけに、すんごく汚い。さびた地下水が逆流したような茶色い水が便器に溜まってたり、水が流れてなくて汚物がそのまんま溜まってたり。なんというか、アメリカの治安が悪い地域の公園のトイレみたいなさー。(これって偏見ですか?) なんだか真のロシアの姿を見てしまったような気がしました。たまたまそこがひどかったのかな?でも一応、ホテルの中のトイレよ。

■ お湯が出なかったのよ事件

部屋に戻ってシャワーを使おうとしたら、お湯が出ないことに気付いた私達。各階のエレベーターを出たところに、その階の世話係りのような人が待機しているんです。だから、その人に言いにいきました。一応、2人ともロシア語を習ったことがあるけど、そんな文章分からないから、旅行会社オリジナルロシア語集みたいのを見せただけね。そしたら、お湯が出るまで時間かかるって言われたんだけど、いくら待っても結局出ないのよ。
そしたら、他の部屋のシャワーを使うように言われました。だから私が先に他の部屋のシャワーを借りて使ってました。すると部屋の電話が鳴り出した。えっ?な、何?電話かかってくるような事なんてないだろうと思って、最初無視してた。出たところで、ロシア語わかんないし。でも何度もかかってくるんだよー。こえーー。あまりにもしつこいので、恐る恐る出てみました。しかもロシア語で。「アリョー???」(←もしもし)

それは同室のYさんでした。ロシア語で応答しちゃったよー。恥ずかしい。
実は、シャワーだけ他の部屋のを使うように言われたと思ってたら、部屋を替わるようにって言ってたらしい。Yさんが余裕かまして部屋で荷物広げて整理してたら、さっきの世話係のおばさんが入ってきて、「まだいたの?何やってるの?」みたいなことを言われたんだってさ。だってーロシア語で言われても、私達だって分からないわよー。

部屋を替わって落ち着いたところで、ホテルの売店で購入したカップラーメンを2人でほおばりました。日本人のツアーがよく利用するホテルだからか、しっかりカップラーメン置いてあるんです。でも日本のじゃなくて、韓国のものだったけど。


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■ ウラジオストク市内観光

朝食は、ホテル内のカフェで各自決まったメニューを注文。欧米で出されるような、普通な感じのメニュー。スクランブルエッグとか、トーストとか。ホテルを出るとすぐアムール湾があるので、朝食を食べているカフェからそこが見えるのですが、これが感動です。全部凍ってるよー(→) 昨日は夜着いたので暗くて分からなかったけど、こんなふうになってたなんてびっくり。

市内観光に出発。の前に、もう集合時間になっているのに、同室のYさんがのんびりまだ支度中。もたもたしているうちに集合時間に20分ほど遅刻で、しょっぱなからかなりひんしゅく。とっても気まずい。

まずみんなで近くのホテルに両替をしに行きます。みんなで一気に、ばらばらの金額を両替なのでかなり時間かかりました。そのホテルで結婚式があるらしく、ロビーにウエディングドレスを来たお嫁さんがいました。とってもきれいだったの。美人だし。で、ツアーメンバーの1人のおじさんが写真をとらせてもらっていたので、それにつられてみんなも激写しだしました。お嫁さんはとっても照れてました。

ケーブルカーで町を見渡せる展望台に登ります。天気がとっても良かったので、きれいに金閣湾が見えました。(←) ホテルの前のアムール湾は凍っているのに、こっちは凍っていないのが不思議。広さは同じくらいだし、お互いにすぐそばにあるのに。

潜水艦の中にある郷土史博物館を見学。中に水兵さんの格好をしたお兄さんがいて、ツアーの人が一緒に写真を撮ってお金を払っていました。でも添乗員さんがそれを聞いて、「そんな人いたの?」という感じで怒っていました。きっとインチキ商売なのかも。

革命戦士広場。 クリスマスなので、でっかいクリスマスツリーが置いてありました。(↓) たくさん馬がいて、お金を払うとその馬に乗って広場を一周させてもらえます。私は乗ってないけど。その商売をしているのは、みんな子供。偉いね。


(↑)簡易の滑り台が作ってあって、地元の子供達が滑って遊んでました。またこの光景が笑える。次々におもいっきり助走つけて走ってきて、下のほうで他の人にぶつかりまくってる。ロシアの子供ってかわいい。

バザール
。建物の中に小さな店がたくさん入っています。帽子屋さんとか、服屋さんとか。店員がみんなやる気ない感じ。しかもみんなピーナッツ食ってるし。奥の方では、数人の店員さんがたむろして、お茶しながらおしゃべり。店番しなくていいのか?

昼食後、自由行動でお友達と4人で市内探索。まず、友達のうちの1人が電報を打ちたいというので郵便局に着いていきます。文字数で料金が決まるらしい。隣で文章を書いてたお兄さんのをのぞきこんでみると、用紙にびっちり、すごーく長い文章書いてた。一体いくらかかるんだ?
近くにあるレーニン像の前で、レーニンと同じポーズで激写。(←あほ。)

デパート(グム百貨店)に向かいます。途中、市電に乗ってみました。市電ってタダなんだって。中はぼろかった。そして人が少なくて怖い。
のデパートっていうのが、かなり衝撃的。デパートというのは名ばかりな感じで、商品は全然無いし、暗くて閑散としている。なんか田舎にある、経営してるのかしてないのか分からない洋品店のよう。(うまく説明できない。)
電気製品売り場がまた強烈。運悪くカメラの電池が切れそうだったので買おうと思ったけど、あると思った私がバカでした。私のは結構最近のカメラなので普通のより少し小さい電池なのですが、もちろんありません。確かAPSのカメラすらなかったはず。ステレオなんかが置いてあったけど、それも3、4台で、しかも、やっとCDプレーヤー付きのが出ました、ぐらいの頃の製品っぽかった・・・。ほんと、ひくよ。

これがロシアの現実なのか?このデパートがたまたま閉店寸前とかだったのかな?だって、郵便局の近くに、普通の今どきっぽいオシャレな造りのパソコンショップとかあったしな。服屋とか全然見かけないんだけど、みんなどこで買ってるんだろう。その割に適度にいい感じの服着てるし。

 
革命戦士広場 大きなツリーがある。白い建物は州政府庁舎。


■ ヨールカ祭(新年パーティー)でカウントダウン

ロシアは、旧暦かなんかの関係でお正月の時期がクリスマスなんですよ。このヨールカ」っていうのは「もみの木」のことらしいです。で、パーティー会場にもクリスマスツリーが飾ってあります。私達ツアー一向は、どこかのホテルのパーティーに参加したんですが、そこには他のロシア人の一般客の人たちもたくさんいました。なのにホールの真中の席を、かなり広範囲に渡って占領してしまって(人数多いし)申し訳ないっす。なんか恥ずかしかった。

いろんな料理がテーブルの上に並んでて、とっても豪華な感じ。あと、どれで何を飲むか分からないほどたくさんグラスが置いてあります。
部屋の端にはステージが作ってあって、そこで生バンドが演奏したり、お客さんが前に出て行ってダンスしたりしてました。もちろん、私達日本人ツアー客も、その中にまぎれてみんな踊りました。ロシアの売れない歌手みたいな人が出てきたんだけど、この人がまた強烈。各テーブルを回って一人で熱唱しててすごかった。あと、ロシアにも干支というのがあるらしく、新年は龍年なんだそうです。それで、龍の形をしたケーキを、テーブルごとでオークションして奪い合うというコーナーもあり。

いよいよカウントダウン。みんな立ち上がって、グラス片手に準備。でも、ロビーに時計とかもないし、正確な時間がよく分からなくて、回りの人の様子をうかがいつつでした。2000年問題で、停電になったりしないかとか思ってちょっとドキドキだったんだけど、何にも起こりませんでした。それよりもいつ12時を回ったのかよくわからないほど、みんなバラバラであっさりカウントダウン終了。いまひとつ盛り上がりにかけたな。

このころ、ちょうど「電波少年」(テレビ番組)でブルーム・オブ・ユースというミュージシャンが路上ライブをやりながらシベリア鉄道を横断すると言う企画をやってまして、それで「恋のバカンス」という曲がロシアでは有名だということが世間に知れ渡っていました。そこで急きょ、私達ツアー客がみんな前に出てその曲を歌うなんて事もありました。みんな歌詞をはっきり覚えてなくて、結構めちゃくちゃだったんですけど。

ちょっとヤバかったこと。
ほとんどの人が、夜中の2時ごろ現地のガイドさんにタクシーを拾ってもらって帰りました。もちろん私も。でも、もう少し残りたい人は各自でタクシーを拾って帰ることに。残ったのは、私の同室のYさん、1人参加の男性=Aさん、大学時代のお友達どうしで参加の男性陣4人組。(ちなみにこの男の人達もみんないい人達)

Yさんは、1人では立てないくらいにべろべろに酔っ払って、男性陣の1人に支えられながら部屋に戻ってきました。私は実は起きてたんだけど、かかわりたくないので寝たふり。(←白状) だって、酒癖悪い人って嫌いなんだもーん。Yさんは普段はきちんとしている人なので、そんな姿を見てしまって、私はかなり引いてしまいました。

翌日聞いた話しによると、Aさんはタクシーに乗らず、たった1人で歩いて帰ると言い張って、消えてしまったらしい。その後の消息を誰も知らなかった。タクシーで帰った人も、途中で見かけなかったって言うし。結局、無事に帰ってたからよいものを、深夜に1人で歩きまわるなんて、かなりヤバイ。
しかも、ホテル周辺の道は人けがなく、林の中にある道も通ったりするので、誰に襲われてもおかしくない。(昼間に友達と通ったから知っている) そのうえ酔っ払っていて、氷点下の中、途中で寝てしまったりしたら確実に死ぬよね。

みなさん、羽目をはずすのもほどほどにしましょうね。


<< 2000年1月1日 >>

■ 金閣湾クルーズ&ロシア正教訪問

午前中はフリータイムだったので、ホテルの前にある、凍ってる海の上を歩いてみます。天気はいいけど、風がすごく強くてめちゃめちゃ寒い。本命は凍ったバイカル湖を歩くことなんだけど、バイカル湖じゃなくても、凍った水の上を歩けたのは感激でした。

このクソ寒いのにクルーズ。(→) 船は、大きな客船とかじゃなくて、私達のためにチャーターした感じの小型船でした。寒いけど、天気はよくて気持よかったので、ほとんど外にいて、風にあたっていました。顔が固まって、口が回らなくなります。

船着場に、とーってもかわいい男の子がいて(2、3歳くらい)、無理矢理一緒に記念撮影。服をたくさん着込んでて(着せられて)、腕を動かせない状態でよちよち歩いてる姿が、たまらなくかわいいのよ。顔ももちろん、整っててかわいいし。添乗員さんが、「ロシアの子供は世界で一番かわいいと言われています。」と言ってたけど、確かにそうかもしれないなー。このコだけじゃなくってね。

ロシア正教とは、教会です。かなり厳粛なとこらしく、本当はツアーで見学するなんて事はできないらしいです。でも、そこはこの道数十年のベテラン添乗員さん。強行突破です。つえー。でも、ツアー客と分からないようにするため、数人ずつに分かれて教会に入ります。分かれて行ったとしても、こんなにひっきりなしに日本人が数人出入りしてたらかなり怪しいよね。みんなお祈りに夢中で気付かないのかも知れないけど。あと、行く前にお祈りの仕方を指導されました。十字を切るときは、右から(確か)だとか、なんとか。それと、女の人は髪の毛を見せてはいけないらしく、帽子を被るか、スカーフなんかで覆うかしなくてはなりません。私はどっちも持っていなかったので、貸してもらいました。

教会の中で話をしてはいけないので、みんな戻るタイミングを失って、結構長い時間お祈りしてたような気がする。私は心の中で「いつまでやるんだろう。早く出たい。」と、不届きなことを思っていました。

■ 寝台車でハバロフスクへ

今回は残念ながらシベリア鉄道ではありません。寝るところは、4人1部屋のコンパートメント。入り口にはちゃんと戸がついていてカギもかかります。私は、同室のYさん、同じツアー客で同年代の2人と一緒です。この2人も、それぞれ個人でツアーに参加してます。

ツアーだからみんなツアー客同士の部屋なわけだけど、個人とかで行ったら見ず知らずのロシア人と同室なのよね、当然。しかも男女分けたりしないらしいよ。大丈夫かよ。1人で行くことなんてないけど。間違いなく、相当気まずいだろうね。戸閉めたら密室よ、あなた。

添乗員さんと、ロシア常連のMさんは2人余るので一般のロシア人の方と一緒でした。しかも男。添乗員さん一緒だからいいけどね。幸いにもこの人たちはいい人だったそうで、ギターでいろいろ曲を弾いてくれたと言ってました。

車内は暖房が、がんがんきいていて暑いくらい。各車両には、お客の世話をしてくれる人がついていて、紅茶を入れてくれたりします。お湯もあって、自分でティーパックとカップを持っていれば飲んだりもできます。私達は初ロシアなんで、そんなことは全く知らなかったんだけど、さすが常連のMさんは準備がよく、お茶とかココアとかコーンポタージュとか、いろんなものを持ってきてて、みんなでもらって飲みました。


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■ 村の人たちと交流会

ハバロフスクに到着。ハバロフスク郊外にある森へ向かいます。途中までバスで行って、森の中をしばらく歩いたんだけど、ここがまたすごかった。木の枝には雪が積もっていて、(というより、凍りついていて)、花が咲いているみたいだったし、噂に聞いてたダイヤモンドダストは見えるし。空中できらきら光って、とってもきれい。積もっている雪なんか、まるで砂のようにさらさらしてて、雪球作れないくらいなの。とっても感動しました。

森には、村の民族衣装を着た人達が待機していて、いろいろなことをしてくれました。(多分、毎回ツアー客に同じようなことしてあげてるんだと思う。)音楽を演奏して出迎えてくれて、みんなでゲームしたり、踊ったり、そりやミニスキーで滑って遊んだり。村の人たちは、急な斜面を立ったまま滑ります。プロです。

ピロシキをご馳走になったんですが、私が取ったのは大嫌いなレバーが入っているやつだったので、申し訳ありませんが食べずに持って帰ってホテルに捨ててしまいました。ごめんなさーい。私だってショックだったさ。本場のピロシキだって思って喜んでたのに。お茶もピロシキも、初めはホカホカなのに、あまりに気温低すぎて即効冷めます。

ロシア版サンタクロース登場

昼食に、ロシア風バーベキューの「シャシリク」というものも食べました。あれは一体何の肉だったんだろう?なんか今まで食べたことのないような感じの肉だった気がするんだけど。もしかしてゲテモノ?(←失礼) この肉も、食わないうちにすぐ冷たくなっちゃうわけよ。なので、何回も温めようとして焚き火につけてたら、だんだん焦げてきちゃったよ。

■ ハバロフスク市内観光

ハバロフスクは、港町のウラジオストクとはまたかなり違った雰囲気の町でした。何というか、田舎町っぽくて、暖かい感じがするところ。ウラジオストクに比べると、明るい町のような気がします。(もちろん、日照の度合いのことではなくってよ。)私はこっちの方が好きです。

名所である広場なんかを回って(名前とか覚えてないの)、みんなでおみやげやさんへ。
マトリョーシカ(開けても開けても中に小さいのが入ってるっていう、ひょうたん型の木の人形のこと)をたくさん売っているお店で、ミニマトリョーシカ10個だったら100ルーブル(1個150円くらい)だったかな?で、少しお買い得になるということで、お友達と共同で購入。賢い。
このマトリョーシカってば、丁寧に手書きで細かい絵が書いてあるものになると、大きい(30センチくらいの)ものは2、3万円するんだよ。高いよー。

ロシアなんてめったに行く人いないし、情報もあまりないから、おみやげやさんにあるものも見たことないようなものがいろいろあるし、しかも安いから、金銭感覚おかしくなって、ばんばん買っちゃうよ。小物入れとか、木彫り関係のものなんか、かわいいのがたくさんあります。ロシアで有名なものといえば、琥珀(こはく)。日本で買うよりはかなり安いらいしけど、それでも私にとっては高かったので琥珀は買ってません。

またどっかの広場へ。そこでは、何かイベントなのか、氷の彫刻がたくさん置いてあって、人もたくさん集まっています。(→) 氷の彫刻に斑点模様があるなーなんて思ってよく見ると、それはコインがくっついているのでした。なんでもその氷にコインをくっつけたら、またこの地へ訪れることができるという迷信があるらしい。それならば、もちろんやるでしょ。でも、何度やってもなかなかつかない。そしたら、それを見ていた男の子2人が親切にもやってくれました。一度、コインに息を吹きかけてから氷につけるとくっつきました。少年達、ありがとう。自分でやらなくても願いは叶うのかな。

夜、ホテル近くの食料品店で、またお買い物。このお店は、大きくて明るくてきれいで商品もいっぱいあって、ウラジオストクのデパートと大違い
みんなアイスクリーム食ってたけど、おいしいのかな。私も食べておけばよかった。ロシアは寒すぎてアイスクリームのほうが暖かいから、ロシア人は冬でもアイスクリームを好んで食べるという話を聞いたことがあるけど、本当かな。検証すべきだったなあ。

ホテル(インツーリスト)でも、いろいろおみやげものを売っていました。添乗員さんが、お酒とかキャビアの結構いいものを置いているというので、そこで購入。キャビアなんか食ったこともないけど、ロシア=キャビアみたいなとこもあるし、日本じゃ高すぎて買えないから3缶も買ってしまった。家に帰ってから食べてみたけど、あまりおいいもんではないです。もういいって感じ。それはたまたま買ったのがそうなのか、キャビアの本来の味がそういうものなのかは分からないけれど。でもよく芸能人とか「うまい。」っていって食べるよね。世界三大珍味だし。あと、高級コニャック、なんと5つ星(一番星の数が多い)を、おやじのために買っていったのに(私は酒飲まないので)、1年以上ほったらかしだった。


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■ アムール川を歩く

今日の午後、日本へ帰るので午前は自由時間。ホテルのすぐそばにアムール川があるので、Yさんと一緒に行ってみます。もちろんみんな凍ってます(→) 公園を通って川岸に行くのですが、途中にある階段が凍ってたり、雪がたくさん積もっていて段がな状態だったりするので、降りるに一苦労。空が朝焼けで少し赤くなっていて、とってもきれい。川の上は雪の塊がごろごろしていて歩きにくいよ。遠くの方に、ぽつぽつと黒い影が・・・これは人。みんな釣りをしてるのです。

実は私、今回のロシア旅行では、凍った川で魚釣りをすることが目標。まあ自分が釣らなくてもいいけど、実際に魚釣りをしているところが見たい!!でも釣りをしている人は、かなり遠くにいるのでそこまでたどり着くには時間がない。と思っていると、すぐそばで釣りをしているおっさんを発見。なんでこのおっさんだけこんなところでやっていたのか知らないけど、すかさず近寄る。するとおっさんは2本のつり竿で釣っていたので、一本も持たせてもらって、釣りをしているふりして激写。魚は釣れなかったけれど、これだけで結構満足。今度は魚を釣り上げてみたいなあ。でもツアーじゃ無理か。おっさんはすぐに別の場所に移動してしまったけれど、私達が来た時にちょうど川岸の近くでやっててくれてありがとう。

さて、日本に帰国。ハバロフスクからは、たったの1時間で新潟に着いてしまいます。ルーブルがあまっていたので、空港のおみやげやでまたマトリョーシカを買ったけれど、町中で買うよりかなり高かったです。(値段は覚えてないけど)

おっさんが穴を掘っているところ 魚釣りしているふり

■ 最後に

今回のツアーは、短かったけど新年パーティーというイベントがあったせいか、かなり充実した旅行でした。1人参加の人が多くてみんなとすぐに仲良くなれたので楽しかった。みんな、寒いのを嫌がるので冬のロシアに行きたがる人なんかあまりいないと思うけど、正月のツアーは激安でおすすめ。年越しをロシアでしたよ、なんて言ったら結構自慢になるかも。


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