ドイス「K]・ヒンバ族の写真と、ナミビア・ヒンバ族の村訪問記録
南部アフリカ・ナミビアのヒンバ族の村を訪問した時の写真
2007年2月 世界最古の民族と呼ばれるヒンバの村にて。
遊牧生活をし、体中に泥を塗って生活をしている。赤い泥は石を削ってつくり、少量のバターとともに身体に塗りつける。直射日光を避けたり、体の汚れを泥と一緒に落とせるなどの効果があるらしい。
髪の毛にも塗りたくってまとめている。
伝統を守って生きているヒンバ族も、文明の波にどんどんさらされている。
10年もすれば伝統的な暮らしは崩壊してしまうのではないか、とガイドブックには載っていた。
ナミビアでの滞在中、ツアーのオプションでヒンバ族の村を訪れることができました。
4人でのツアーだったのですが、ここに参加したのは3人。一人のイギリス人は私のアイデンティティが崩壊しるかも知れない・・・みたいなことを言って参加しませんでした。
参加しない人は、ホテルのプールで泳いで優雅なひと時を。
さて、ヒンバの村へは一番近くの町から車で2時間くらい。でもその町のスーパーでは買い物をしているヒンバ族の女性も見かけた。
ヒンバ族の集落は各家庭ごとに柵で仕切られている。
家族の中に主人が一人に奥さんが7人とか。子どもはうじゃうじゃ。大人、子どもを全員合わせて、50人〜70人くらいの集落になっている。
まずは、ガイド(通常のガイドのほかに、ヒンバ族出身のコーディネータが合流する)が訪問先の人々と値段交渉をする。ただし、最近行った集落は外すと言っていた。
払う金額がまとまれば、中に入って色々と説明を聞く。
「写真、ビデオはどこをどれだけ撮っても構わないから」
まぁ、そんなこんなで、暮らしぶりを覗かせて頂くんだけど・・・いや〜、なんだか生活の邪魔をしているようで、申し訳ない。向こうはもうこ慣れたもので、愛想笑いの一つもしてくれはしない。。。日々の生活を続けるだけだ。
ヒンバ族の言葉を教えてもらって声をかけてもお寒いものだ。
さぁ、ここで最古の生活様式で生活を続けるヒンバ族の言葉を覚えてみよう。
モロ〜(こんにちは)
オクヘパ〜(ありがとう)
エロ〜(ごめんなさい)
カンポナック(さようなら) などなど。まぁ人生で使う機会はないだろう・・・
ヒンバ族は放牧をして生活を営んでいる。昼は村の男たちは外にでて牛やらの世話をしているので、村に残っているのは女性と小さな子どもばっかりだった。
料理もしていた。これはトウモロコシを乾燥させ粉にしたものをお湯で溶かして、ウガリ(シーマ)のようなものを作っていた。
さて、ヒンバ族の女性は赤い。まぁ女性だけではないんだけど。
でも肌がもともと赤いわけではなく、体中に赤いドロを塗っているのだ。肌の保護、虫除け、身体を清潔に保つことなどの効果があるらしい。日に二回も塗りつけているらしいです。
オクラと呼ばれる石を削って(最初の写真)、粉にする。それをバター(だったかな〜)で全身に塗っていくのだ。髪の毛にも塗って、ヘアースタイルを整える。
生活の全てを自分たちでまかなうヒンバ族だが、この髪型をセットするのだけは別のようだ。
カリスマ美容師みたいな人がいて、その人にセットしてもらうのが流行っている・・・となんかのテレビでみたけど、本当かな〜。
まぁ、とにかく、このオクラ石がヒンバ族の体の一部なのです。
ナミビアはどこに行っても暑いけど、こんなに暑くなくてもいいんじゃないの?!
ナミブ砂漠並に暑いここヒンバ族の村。もって行った温度計では、日陰で41度。日が当たる場所では45度を指していた。そりゃみんな木陰に入っているわけです。
こどもらが座っている木の右の木(上から二段目、左から2番目の写真)は、香木として使われ、儀式の時やら、普段の香水代わり、そして歯磨きにまで使われるというポキポキ毎日折られる木であります。
首にでかい輪をしているのは、未婚の証だという話でした。女の子がつける・・・と聞いたような気がするけど、写真は男の子っぽいような気もする。
村の中心には薪が置かれ、毎朝(夜だったかな?)に炎を燃やして先祖に祈りをささげるのだそうだ。死んだ父、祖父への祈りが、彼らの信仰であり、その炎はホーリーファイアー(聖なる炎)なのだそうだ。
ヒンバ族にもキリスト教の宣教師はやってきた。キリストの影響を濃く受けたものたちは町に出て、ヘテロ族と呼ばれるようになった。
ヒンバの人達は、今も自然の中に行き続けているが、町の生活がどんどんと入ってきているので、伝統的な生活は崩壊しつつあるのが現状だ。
エイズの心配もある。今のところ村にはエイズは入っていないというが、今後の大きなもんだいであるという。NGO団体などがコンドームを配りに来ても、風船にするか焚き火にいれるかという状況だという話も聞いた。ただし、英語できいたのを勝手に日本語で解釈しているので、正しい情報でない可能性もあります。
下から二段目・一番右の写真では、女性が黄色のコップを使ってなにやらしている・・・・。
ここに香木と燃えた炭をいれ、少量の水で混ぜ合わせて、スペシャル香水を作っているのだ。
熱い熱い炭を陰部に近づけて、男を迎える準備をしているのである。村の外から男性が現れたら(つまりは私の事)、こうやって女は準備するのよフフフ。だそうだ。
食事の準備は、でかい石の上にトウモロコシの粒を落としていって、石を使ってすり潰す。
歌を歌い慣れた手つきですり潰す姿には、美しい文化というか、伝統の美しさがみえたような気がする。
数時間の滞在の最後は、おみやげ物の販売だ・・・
さて、このときばかりは日陰にこもりっぱなしのヒンバの村人が全員でてきた。
何事かと思えば、これはかれらの現金収入のビッグチャンス。そうか、だからスーパーで買い物をしているヒンバ女性がいるのだな。
45度の炎天下、「さあ好きなものを探して買ってくれ」 といわれても、購入意欲はありません。さっきまであんなに無愛想だったヒンバ族が満面の笑みで話しかけてくる。
彼ら手作りの骨や皮製品から金属のブレスレットまで様々なおみやげ物を、結構いい値段で売ってくれる。アフリカの露天のイメージの10倍くらいの値段で一個100円〜500円程度。
日本並かよ。
と普段なら文句をつけて相手が引くくらい値切り交渉をするのだが、こんな暑いところで商売を持ちかけてくる頭脳と気合にまけ、そして何より早く買い物を終了させて車に戻って水を飲みたいので、言い値で買いました。
ヒンバ出身のガイドまで、どこからかおみやげ物を取り出してきて、
「私の娘を助けてやっておくれ〜〜〜〜〜」
と激しく嘆願してくる。。。負けたよ。
こちらのサイトにもアマゾン川やヒンバ族の村での写真が掲載されています。
