平成23年の窯あゆみ
| 【穴窯を修復】 会員の萱野さんが自宅近くにむかし炭を焼いていた穴窯を発見し修復作業をしています。穴窯はムジナ窯とも呼ばれ、砂岩や軟岩の地山を鶴嘴などで掘りつくるもので、密閉性も高いので良質の炭が期待されます。改めて穴窯を調査してみたいと思います。 萱野さんは地主さんの了解を得てこの窯で炭焼きをするとのこと。とても楽しみです。16日には小屋づくりをお手伝いいたしました。(23/1/16) |
| 【小学生が炭焼き体験】 秋元小学校の3・4年生21名が炭焼き体験をいたしました。昭和30年代の初めに作られた校歌に「炭焼く煙に清和をしのび」とありますように、化石燃料が普及する以前は製炭産業が盛んで地域の経済を潤していました。土窯半兵衛という偉人がいたからです。そうした歴史を背景に子ども達は炭焼き体験に取組みました。1/28に窯入れをし今日窯出しをしたものです。出した炭は鋸で切り1kgづつお土産にしました。また出した炭を使いお餅を焼き食べました。炭で焼いたお餅はとてもおいしいね。そして木は炭になるとどのくらい軽くなるのだろうか。実際にカシと松の木を計って見ました。皆さんどの位軽くなると思いますか。(以下次回)(23/2/8) |
| 【小学生が炭焼き体験その2】 秋元小学校の炭焼き体験まとめでは木を炭にする前と後の重さに着目し勉強をしました。カシと松、竹の三種類を焼きました。竹は形だけを確認のためでした。原木のカシ4.35kgあったものが炭になると900gになってしまいました。1/4.8です。松は2.9kgの木が500gで1/5.8、もっと軽くなりました。木は炭にするとこのように軽くなり付加価値がつくんですね。土窯半兵衛は江戸時代に土さえあればどこでも炭窯を作ることが出来る工法を伝えました。どんな山奥でもそこに窯を作って軽くなった炭を運ぶ。これがこの地域の経済を支えた大産業となったのです。ちなみにカシ炭は生活の燃料として使われ、松炭はラクダ炭といって鍛冶屋さんで使われました。(23/2/8) |
| 【炭焼き窯でピザとパンを焼きました】 かねてから考えていたのが、炭窯でパンが焼けないかということでした。おばあちゃんの畑プロジェクトと連携し、研修窯を使って挑戦いたしました。窯の中に石台を置きピザなら3枚同時に焼ける鉄板を挿入して焼きました。土窯は保温効果が抜群なのでとてもおいしく焼くことが出来ました。詳細はおばあちゃんの畑プロジェクトをご覧ください。(23/2/13) |
| 【小学生が炭の勉強に】 習志野市立実花小の5年生82名が炭の勉強に来ました。当日は暖かい陽射しに恵まれ、みんな目を輝かせて半兵衛炭の会会員の説明を聞いていました。炭は化石燃料とは違って無限の燃料であること、江戸時代からの伝統的炭焼き文化が伝えられていること、炭窯の中を見ながら木が炭になっていく様子が分かったこと、炭火で餅を焼き食べたり掘り抜き井戸の水を沸かしお茶をいただいたこと、などなど想い出に残ったようでした。これからも自然を大切に育てていく大人になって欲しいですね。(23/2/23) |
| 【むじな窯で炭焼き】 会員の萱野さんが1月から復活のため修繕をしていた穴窯、別称むじな窯が完成し、炭焼きを始めました。しかし長い間使用していなかったため、窯内や地山の水分が多いためか、アブリから先、燃やしても燃やしても煙突から出るのは水蒸気ばかり、温度もなかなか上がらなかった。やむを得ずしばらくは窯内を乾燥させるための火燃しとすることとした。(23/4/10) |
| 【炭焼き体験】 南子安のSさんご夫妻が炭焼きに挑戦いたしました。自然豊かな中での体験を楽しみにしていたそうです。4/20に原木を窯に立込み火を燃やして窯に温度を上げました。午後2時過ぎには煙突の煙の温度が82度になり、窯口を小さくし作業を終え、次の21日に朝8時からネラシ作業をして、11時には止め窯となりました。炭の窯出しは26日の午後行ないました。炭焼き体験はとても面白くて、次は仲間で来たいとのことでした。(4/21止め窯) |
| 【ドラム缶窯炭焼き体験】 東京羽村市の笠谷さんがドラム缶窯による竹炭の炭焼きを体験されました。半兵衛窯に設置してあるドラム缶窯はここ数年使用してなかったので心配しましたが、特に穴あきもなく順調に炭焼きが出来ました。笠谷さんはとても火燃やしが上手で、小さな燃やし口ながら3時間半ほどで炭化が始まりました。午後から作業を始めたので止め窯は夜明け近くになるため、資料館に布団を持ち込んで仮眠を取りながら温度測定。もちろん夕食時には少々お酒が入り話に花が咲いたのは当然のことです。止め窯は朝の4時20分、周りはすっかり明るくなっていました。(6/15〜16) |