炭焼に挑戦

平成24年2月16日更新

晴天続きの空模様にも変化が現れ、植物の活動に恵みの雨が降りそうです。窯広場には炭木がたくさん運び込まれています。
燃料としての炭が見直されています。研修窯を使って2日間で炭焼きの全行程を体験することが出来ます。家族やグループで炭焼きを体験してみませんか。
窯広場では窯出しした炭でバーベキューなどが出来ます
ちっちゃな土窯(研修窯)で炭焼き体験をされる方を募集しております。
詳しくはここをクリックしてください。
炭焼き体験用の研修窯は現在空いています。
炭焼き体験をされる方はご連絡ください。日程を調整させていただきます。メールはこのページの下にあります。
窯入れの炭木は用意してありますのでだれでも体験できます。

おれは窯の子クロ(127)
おれは毎日決まったところで爪を研ぐ。資料館の入り口柱、窯ベンチ南土手下の檜の材木、そしてここ車輪の前の板材だ。車輪の壊れているところはおれが壊したのではないよ。老朽して落ちたのだ。この車輪は近くに住んでいた方が昔馬車引きを業としていた時に使っていたんだって。今で言えば大型トラックの運送屋さんだね。今半兵衛さんは小学校にいく時など馬車の後ろにぶら下がったり乗せてもらったりしたそうだ。のどかな時代だったんだね。(2012/1/24)
全編をご覧ください。kuro1.kuro2.kuro3.kuro4.kuro5.kuro6.kuro7.kuro8 kuro
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炭焼き挑戦の動機
昭和30年代後半から石化燃料が普及して木炭の消費は著しく落ち込んだ。そして電化時代に突入すると木炭の存在すら忘れ去られてしまった。山林との関わりが少なくなくなった近年は、荒廃した放置山林をどうするかが新しい課題となっている。荒廃山地は土砂崩壊につながる恐れがあるのだ。千葉県では平成15年5月18日の植樹祭を機に里山条例を制定した。荒廃した山林を復活するためには人間生活が山林と結びつかなければならない。そこで蚤のあがきほどではあるが、里山復活のシンボル的イベントとして炭焼に挑戦することにした。
幸い我が郷土は常盤半兵衛という築窯の先駆者との縁がある。半兵衛は江戸の中期から後期にかけて活躍した人で、相州鍛冶屋村(今の湯河原町)からやってきて君津の山村に土窯づくりによる製炭を指導した人である。常盤半兵衛が教えた土窯は石窯のように石を大量に使わず簡単に窯を移動し作りかえることが出来るので、山深い谷筋を次から次へと炭を焼いて生活するにはとても適していた。このため生産量は飛躍的にあがった。炭は小糸川を川船で下り河口の河岸で五大力船に積み替えられ江戸へ運ばれた。「上総木炭」の名はたちまち江戸に広まったのだ。この功績から常盤半兵衛は当時から土窯半兵衛と呼ばれ、墓が君津市市宿三経寺にある。この偉人の遺徳を偲び土窯による製炭法を後世に伝えるとともに、炭文化普及のためにも炭焼に挑戦する意義があると私達は考えたのだ。

土窯で焼いた半兵衛炭
              商標登録第4808762号

     半兵衛炭の会
                  (:現在会員14名)
                  代表 木曽野正勝

【炭焼きはおもしろい】
君津市宿原の一柳さんと阿部さんが炭焼き体験に挑戦しました。阿部さんの山に窯跡があり炭を焼いてみたいというのが動機だったそうです。2/14に窯出しをし見事に焼けた炭に感動していました。初めて窯入れから全部体験しましたが、これから何度か体験し技術を完全に会得したいと張り切っておられました。とても頼もしいことです。
【今年初めての窯出し作業】
2/3、今年初めての窯出し窯入れ作業をいたしました。今年の大寒は近年にない寒さが続きました。窯広場は一日中氷ついたままの日が続きました。節分の3日は朝はとても寒かったものの日中は風もなく陽射しは高くなり春を感ずる一日となりました。クロもこれから一日ごとに春めく季節感を感じているようです。

以下23年の活動

【炭窯でピザを焼きました】
11/13、清和公民館親子教室とおばあちゃんの畑の皆様60名ほどが研修窯を使ってピザとパン焼きを楽しみました。原料の小麦粉はおばあちゃんの畑で栽培した小麦の全粒粉、6/12に親子教室と一緒に麦刈りをしたものです。パンづくりの講師は清和中の高橋校長先生、そしてボランティアの先生方も協力してくださいました。ピザは親子でトッピングし研修窯で焼きました。次々に焼きあがるおいしいピザとパンに参加者全員堪能していました。
【鑑賞炭づくりに挑戦】
11/12、周西公民館「親子体験教室」の皆さんが窯広場で鑑賞炭づくりに挑戦しました。各自持ち寄った松ボックリやドングリ、木の枝などを鉄の菓子箱に入れ蓋が開かないように針金でしばり焚き火で加熱しました。どんな炭に焼けるのだろうかとの思いと焚き火の楽しさで3時間の体験もあっという間に過ぎ、焼きあがった菓子箱を玉手箱の如く恐る恐る開けました。箱の中には黒く輝く松ボックリなどが現れ、あちこちから感動の声が上がりました。貴重な体験でしたね。
【炭焼き体験】
エコ燃料の炭はどうやって焼くのだろうと周西公民館「大人の自然教室」の皆さん18名が11/7.8.12の3日にわたり研修窯で炭焼きを体験しました。初日は事前に焼いておいた炭の窯出しと炭木の窯入れ、アブリ、焚き込みを行い、2日目はお昼頃からのネラシと止め窯、そして3日目は自分達で焼いた炭の窯出し作業を行いました。皆さん初めての体験でしたが、教室長さんを中心に手際よく作業をされとても感心しました。これからもさらに炭に対する理解を深めてほしいと思います。
【窯を見学】
10/25三島小5年生6名が窯見学に来ました。三島小には炭窯があります。毎年2月に5年生がボランティアのおじさんに指導を得て炭焼きをしているそうです。
しかし土窯を見るのは初めてだそうで、江戸時代から三島の山林では半兵衛の伝えた土窯による炭焼きが行なわれていたことにとても興味を持ったようでした。炭木の伐採から始まり炭焼き全行程のうち、自分たちが体験するのはどの部分なのかが分かり、2月の炭焼きがとても楽しみとのことでした。
【木づくりはじまる】
10月半ばを過ぎて寒さを感ずるようになり、夏の間中断していた炭焼きを再開いたしました。先ずは鹿野山から伐採してきた木の炭木づくりです。北東の風が吹き込む少々寒い日でしたが、作業にはもってこいの日和。体が温かくなるにしたがい上着を脱ぎ、額には汗が流れてきます。作業はとても気持ちがいいものです。
今日も火鉢に炭を使うというお客様が見えました。エコエネルギーの炭が見直されてきたようです。
【イベントで暑さを吹き飛ばせ】
8/8(日)半兵衛窯で木更津の住宅建設会社潟Eェッジホーム様主催の第5回ウェッジフェスティバルが開催されました。当日は不安定な天候の蒸し暑い日でしたが、参加者は体験窯の炭出し炭切りを皮切りに、水鉄砲づくり、竹食器づくり、流しそうめん、スイカ割など暑さを吹き飛ばす水をテーマにしたメニューを楽しんでいました。地下60メートルから吹き出る半兵衛の井戸水は15度という冷たさ、流しそうめんのおいしさはいうにおよばず、猛暑の最中ちびっ子達はシャワーを浴びたり井戸水を飲んだり、一日中窯広場を駆け回っていました。
【炭焼き体験】
猛暑の最中、船橋の西明さんが焼きに挑戦いたしました。普段から炭製品を愛用されているそうで、炭焼き体験をしてみたかったそうです。30度を超える暑さの中での窯入れ作業や焚き込み作業には大汗を流して挑戦しておりました。7/14〜15の体験作業で止め窯となり、23日の午前中に窯出しをしました。23日は台風一過のさわやかな作業日で自分で焼いた炭を大切にお持ち帰りになりました。ご苦労様でした。
以下各年の窯あゆみをご覧ください。
   平成23年窯あゆみ
   平成22年窯あゆみ
   平成21年窯あゆみ
   平成20年窯あゆみ
   
平成19年窯あゆみをご覧ください。
 御来窯、炭販売等商品のお問い合せ090−4621−5043(木曽野)またはメールでお願いいたします。
はこちら
半兵衛窯の予定 
2/3(金)に185窯目の窯出しと186窯目の窯入れ作業を行ないました。

土窯づくりの記録

 記録no.1(土地造成工事から窯の掘削、腰石積みまでの記録)
 記録no.2
(窯内への原木の立込から型木と切子による窯天井の形作りまでの記録)
 記録no.3
(テンジョーイ作業から窯の天井乾燥までの記録)
 
記録no.4(初窯の焚き込み作業から炭化、止め窯までの記録)
 記録no.5
(天井クラック調査と初窯の炭出し作業の記録)
 記録no.6
(製品の箱詰め作業や、製品販売に向けた作業の記録)
ドラム缶窯づくりの記録
イベントの記録   H17親子教室 (清和公民館主催)
 H17親子自然体験教室 (青少年女性協会主催)
 秋元小窯出し体験  H19秋元小鑑賞炭づくり
 
窯あゆみ(平成16年)(平成17年) (平成18年)

ちっちゃな土窯資料館
(展示資料の御案内です。常盤半兵衛の遺跡も紹介しています。)