index


逢いみての
I Love You
OUT OF CONTROL

逢えてよかった
赤い自転車
朝顔
あっけらかん
あなたが逝く天国
あなたの船
あの娘はあの娘
あの頃
あの道この道
「アムステルダム」によせて

雨に歌えば

雨にも負けず、風にも負けず
アラビアン・ナイト
石の花
いつも一緒に
ウィーピング・ウィロー
起き抜け朝
幼い恋人

白粉

乙女の祈り
old friend

帰り道

風に舞う
鐘が鳴る丘待ちぼうけ
枯葉
かわいいあの娘
帰還
君と空と道と僕と
君の悲しみは空を越えてやってくる
君をウーと呼ぶ
君をウーと呼ぶ(ロングバージョン)
君を待つ
巨大な屍
霧にむせぶ大東京
金魚
キングコング
くつが一足あったなら/おやすみアイリーン
クレソンの里 
群青の空
恋は再び
51番目の星の歌
500マイル

再会
桜んぼの実る頃
淋しい気持ちで
Summertime-X
Genius
灼熱砂漠
しゃれこうべと大砲
少年少女のブルース
砂とシャベルの日々
生活の柄
戦争の親玉
草原情歌
そして日々は

太古の恋
大草原の家に生まれて
立ち止まった夏
谷間に婆ちゃんの唄が谺する
旅する亀
ダンラン
チャーリーのバー
鎮静剤
追放の歌
土埃
鉄橋
哲人
truth

東京

洞窟の雫
友よ
トラベシア


流れ星
夏の終りのラプソディー
夏のスケッチブック
夏の名残
斜岩病院ラプソディー
何かいいことないか、池のほとりは秋みたい
悩み多き者よ
涙こらえて

ハイキング
八月
花から人へ 人から花へ
花嫁御寮
パラダイス・カフェ
春三月
パルチザン
ハレルヤ
Big Boss
昼間から夢のようさ
風景
舞台
冬の朝
冬のバラ
ベアトリ姐ちゃん
亡命
ボガのテーマ
僕の家
僕の倖せ
ぼくの手のひらの水たまり
僕のメリールー
星が生まれたよ
星降る夜には

埋葬
窓の外は
まんまるの月
みんな大きな空
ミスター・ボージャングル
道草
メイプルリーフ・ラグ
もぐら
森を歩こう

ヤナギノウタガ聞コエル
闇に浮かんだ50の音
夕暮れ ふたりが 残る道
夕焼地帯

夜は静か通り静か

ライオンは寝ている
ラスト・ヴァージン
路傍
Long Long Ago

別れ来る
私は私よ




逢いみての 権中納言藤原敦忠



逢いみての後の心に比ぶれば

昔は物を思わざりけり




I Love You 作者未詳(エノケンさんが歌っていた)



I LOVE YOU
I LOVE YOU
あなたとならば、何処までも

I LOVE YOU
I LOVE YOU
地球の果てまでも



恋はやさしく、恋は悩ましく
雨の日も風の日も
いつもささやく
I LOVE YOU


はちみつぱい  「9th June 1988 はちみつぱい Live」 1989年 Original Release 1989.05.25 (CD) 25JC-427〜9 JAPAN/徳間ジャパン
はちみつぱい「ラストアルバム」東芝EMI VIDEO:TOVF-1142 (1992.5.20) はちみつぱい「ラストアルバム」


OUT OF CONTROL 詞・曲 渡辺勝



どれだけ 扉を 開いた (彼女は)
煙った 穴蔵 おきまり (カウンターで)
夜毎の 飽食 三昧 (いつからか)
いろんな にほいが 漂う (あの雨上がりから)

何かを 思い出したいね
そうだよ ム・テ・キが 呼・ん・で・る・ぜ

〈OUT OF CONTROL〉

指さす 天空 それはゼロ
見えない おまえは しあわせ

どれだけ 水を あげたなら
枯れ木は ミ・ド・リに 変・わ・る・の・だろう

〈OUT OF CONTROL〉

巨大な岩盤の中で ただの石ころにでもなれた日には
あなたとなら 腕を組んで 転がろう
滅んだ太陽の重さ 何故に知りたい そんな奴がいたね
あなたとなら 分かちあえる 扉の向・こ・う・の 時

 いつか……

(間奏)

どれだけ 扉を 開いた
煙った穴蔵 夜毎の飽食
何かを 思い出してるね
そうだよ キ・ン・ギョ・が パ・ク・パ・ク・と……

小さな水槽の中で 丸いテーブルを囲む はなれ業
古い家具とランプの家 あの頃
突然、どしゃぶりの午後 みんな駆け出す どこへ、軒下、地下へ
橋も、家も流れて行った 天空

巨大な岩盤の中で ただの化石にでもなれた日には ネ
へばりついた あなたの唄 聴きたい ネ
そぼふる雨の中 ずっとあなたを見つめ、抱いていたい
あなたとなら 分ちあえる 扉の 向・こ・う・の 時代

《花は咲くって聞いている》

どれだけ 扉を 開いた
夜毎の 飽食三昧
指さす 天空 それはゼロ 《海の底》

〈OUT OF CONTROL〉



逢えてよかった 詞・曲 渡辺勝



久しぶりに聞こえる
懐かしいあの歌が
君と離れ一年余り
遠くへ行ったものさ

帰ってきたよ、聞こえる
懐かしいあの歌が
泣けてくるよ 飲み明かそう
朝が来るまで

いつも いつも これでいいのだと
遠くへ行ってしまった
忘れていた 君の歌
君に逢えてよかった

そうだ聞こえる、聞こえる
悲しい歌が
もうどこへ行っても
帰ってこれるよ


いつも いつも これでいいのだと
遠くへ行ってしまった
忘れていた 君の歌
君に逢えてよかった

そうだ聞こえる、聞こえる 
悲しい歌が
もうどこへ行っても
帰ってこれるよ

もうどこへ行っても
帰ってこれるよ


BANG ! / 三上寛 1974年 IOCD-40028(2002/10/9)
EMIGRANT 「未生音」  2002年


赤い自転車 詞・曲 渡辺勝



孤独な森を走るよ 赤い自転車
空に見とれていたね ポツン 頬に落ちた雨……
が降るよ 雨が降る ザーザーザーザー

子供のように 燥ぐよ 泥をはね
遠い幽かな血潮 誰が 何を語ったか……
もベール 写真機の裏側で

君と腕を組んだ セピアの風よ
ふわり浮かぶ 雲を愛していた少女よ

僕は今も走る
孤独 どうかね
小麦畑に彷徨い込んだら
きっとね すべて 晴れわたるのか


遠い街では 走るよ 金のTaxi
空は落ちてしまって ポツンのっぽビル……
が睨む 地下に住む叛逆児


君と腕を組んだ セピアの風よ
何を唄い 何を愛している少女よ

僕は今も走る
赤い自転車
小麦畑に彷徨い込んだら
きっとね すべて 晴れわたるのか

森はいつも寡黙
天に向かって
おもしろいのかつまらないのか
欠伸 だけを 生業にしているよ


渡辺勝 「FADELES S」 1994年



朝顔  詞・出来里望 曲・早川義夫(1969/早川義夫)
渡辺 勝 「UNDERGROUND RE-CYCLE」  2003年5月18日


あっけらかん 詞・曲 村上律


あなたが逝く天国 詞・曲 渡辺勝



あなたは はるか遠くの
時代の 匂いがしてる
ぼくがこの世に 生まれてきた
そんな夏の日の 空の青さ

駆け抜けた 風の草原
忘れた 麦藁帽子
夢の途中で 言いそびれた
何か大切な 誰かの痛み

息をきらしてくる 僕の胸 そして抱きしめ
何にも語らず 歩きはじめる 夜の裏側

乾杯 あなたと 謎だらけの
路地に潜んでいる 日々のかけら
乾杯 あなたと 明けぬ夜よ
投げられた ボールの 重さ を いつか
答える 日々がくるかな




初めて あなたが投げた
直球 ぼくのミットで
じっとしていた 知っていたね
それでも何故だか 嬉しかったさ

息をきらして行く 魚釣り 日がな一日
何にも語らず 川を渡る 僕を残して

乾杯 あなたと いとしき夢たち
乾杯 あなたと 半端な夢たち
乾杯 乾杯 あなたと あなたと

乾杯 あなたと 謎だらけの
路地に潜んでいる 日々のかけら
乾杯 あなたと 明けぬ夜よ
投げられた ボールの 重さ に また
答える 日々が
くるだろう いつか
あなたが 逝く
天国


渡辺勝 「FADELES S」 1994年



あなたの船 詞・曲 渡辺勝



坂を登れば潮風が
私の髪を梳かして
遠く見えるは幻か
あなたの船とあの歌

あれから三年過ぎたわ
街は廻る風車
汚れた指輪見つけたわ
あの日のあなたと私

自転車に乗って坂を降りれば
あなたの船が待ってる
今日まで今日まで
私は生きてたわ


口笛 吹いてね あの歌を
あなたの香りがするわ
雨降る波間に
あなたが泳いでる

ハイウェイの風は私を
街へ 街へ 街へと
あなたは私の体に
染み込んではこない

渡辺勝 「ぼくは白い雲」 1976年
渡辺勝 「ライブ '77」- ぼくの手のひらの水たまり - 1998年
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年
EMIGRANT 「未生音」  2002年

あの娘はあの娘 詞・曲 渡辺勝


あの娘はあの娘

何かとっても 淋しい気持ち 君がはしゃぐ 声を聞いた
まるで異邦人 君は異邦人 はしゃぐほどに 孤独に思えた
長い間 二人の暮らした アパートの前を 今日も通った
彼女はいいね 傷だらけで 意地っぱりかな 溜息もでやしないでしょう

しょうがないね こんなに想っていても
君の顔から ぼくの日々を
会うたびに 会うたびに
見つけてしまうのは 淋しいね


何かとっても 悲しい気持ち 君がはしゃぐ 声を聞いた
ぼくはいつも 一人ぽっち 君がいたころ 一人ぽっちで
だけどそれでも 淋しくはなかった 君のために 君のために
もう一人 一人ぽっちにはなれない 空を眺めても それだけのこと

しょうがないね こんなに想っていても
君の顔から ぼくの体が
会うたびに 会うたびに
こぼれてゆくのは 淋しいね


長い間 二人の暮らした アパートの前を 今日も
彼女の影に ひびがある ガラスのなかで 散ってゆく
まるで異邦人 あの娘はあの娘 はしゃぐほどに あの娘はあの娘
ぼくは異邦人 あの娘はあの娘 はしゃぐほどに あの娘はあの娘



あの頃 詞・曲 渡辺勝



彼女が飾った花 ネオンサインが降り積もる
夜の塵 力もなく 床を這う ボクを見上げる

どんな顔に見えるんだい 志 かかえたまま
あのチョモランマに 折り重なる 屍の ひとつかい

彼女はね ノイズを武器に 地上の大都市へと
ぼくらの国は もう亡いね この部屋を城とした
丑三つ時にも 鉄路は唸る ノイズ ノイズ
美しき ノイズ


彼女が書き綴った 物語はわからんちんでも
嬉しい まさしく彼女 DNA 指で弾く

この腕で抱きしめる ものがない しょうがない
あの頃を あの頃を あの頃も 素敵だ

今日という日が 垂れ下がる 黒い太陽 懐かしき
ぼくらの国は もう、いらない
彼女だけを待ち焦がれる
もう二度と 抱けない 君を見つめているからね
鉄路は唸る 彼女のノイズ ノイズ
ノイズ ノイズ ノイズ
美しき……



あの道この道 詞・曲 渡辺勝



この道 あの道

陽はまた、沈んだ

きみの命を 抱いて寝よう

寒い夜には抱いて寝よう


夜空は巡ります

渡り鳥、飛んでゆく

きみの命と この命が

めぐりあう日を夢に見て



しあわせな日々ですね

きみが生まれた、その日から

きみの小さなからだに流れる

ぼくの匂いを、いつまでも好きでいて

いつか、きみが母になる その日にぼくは

この道 あの道

この道 あの道


「アムステルダム」によせて 原詞・曲 ジャック・ブレル 原日本語詞 奥山恵一郎 改作 渡辺勝



喧騒の夜だ 港町 水夫は歌う 海に降り注いだ夢
街中の 枝垂柳 眠れぬ水夫を そそのかす
もっと酒を浴びろ そしたら喧嘩だぞ 疲れて 泣いて 笑えっちまえよ
肩を組んで そう 乾杯 乾杯 そして呑みすぎりゃ また喧嘩ざただ

妖しい路地では 魚の頭と尻尾ばかりを 貪り食らう奴がいる
女と見れば ニヤついて 腐ったような臭い息を吐き つけまわすんだ
アコーディオン鳴り響き 犬も吠えるが それでも食らう 石につまずき ズボンも破れ
己の血をしたたらせたままで 闇に消える 街に追われる者となるんだ

足を引きずり 呻く声は 水夫が夜を紡いだ 女たちの名前
遠い日々と 戯れようぜ なんて素敵な夜じゃないか
呑んでも呑んでも呑んでも尽きない壷を 左に抱え 右にはお前を抱えて
数えきれない 微笑みを 浮かべるお前と俺との夜なんだと

人はお前を憎むのだ

おお 海よ あの男は ついぞ海を何もを知らない 水夫だったんだろうか
七つの海を渡ってきたのだけれど 目指した海も とっくに通りすぎちまったぜ
おお 世界中の港町 今宵も水夫は海に溺れちまう
流れてくるんだ 追放の歌 酒と女をずるずる引きずって

おお 世界中の港町では 男も女も溺れちまうんだ
流れてくる 追放の歌 男も女も壊れちまう
溺れるんだよ
追われるのだ



EMIGRANT 「未生音」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R

雨 詞・曲 村上律
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年

雨に歌えば(Singin' In The Rain) 日本語詞:渡辺勝 1952 - USA



I'm singing in the rain(I'm singing)
Just singing in the rain(Just singing)
雨に(雨に煙った)煙った 夜の街(夜の街)(行きましょう)
何もかもが(ルンルン) 眩しいわ(ルル・ルンルン)
新しい風(風) ウーン 擽れば(くすぐれば)

赤や(黄色)青の(ピンク)傘を(傘)回そう(クルクルルン)
あなたの頬まで 水玉(水玉)
飛んで行け(飛んで行け) 振り向いてね(こっちを)
Just singing(singing) singing in the rain(singing in the rain)



雨にも負けず、風にも負けず 詞・曲 渡辺勝



見つめあう 二人 重なる影に 包まれて
ときめくよ すべて 一つの匂が 染みてゆく

若かったね あの頃は
思い出なんて まだなくて

素晴らしい明日だけが 速すぎる 時のなかで
Row & Row Row & Row
シャツに染みた それは今も
雨にも負けず



生きている、今も 君と二人で 暮らしてる
少しだけ 僕は 君の命を みくびった

若かったね あの頃は
少年 少女 熱き 夢

抱きあえば、今だけが 速すぎる 時のなかで
Row & Row Row & Row
僕の命 君の命
溶け出して ゆくのさ

素晴らしい今日なのか 速すぎる 時のなかで
Row & Row Row & Row
ベッドに染みた 炎は今も
風にも負けず



渡辺勝 「FADELES S」 1994年


アラビアン・ナイト 詞・曲 渡辺勝

「千夜一夜」の本を取り出し
開けばそこから 飛び出す虫

腕にぶつかり 慌ててどこへ消えた
砂漠のオアシス 美女が舞う

アリババも アラディンも
覗き見しているよ

夜更けの街に 繰り出そう
ボロボロの あなたと私の舞台衣装で
夜更けの街で 歌おう
大きな口 雛鳥のように天を仰ぐ

(小間奏)

美味しいパンと チーズがある
大きな満月 お月見の夜

(間奏)


「アラビアン・ナイト」 父さんの本
こっそり棚に お返しします

シンドバードも 人喰い族も
月のあかりの下

何も知らない ぼくに
とんでもない 未来の話を語りかけてくる
昔話じゃないんだ
君もいつしか 大人になってしまうんだよ

夜更けの街を 駆けた
ボロボロの あなたと私は一張羅で
夜更けの街で 泣いた
大きな口 あの娘のように

「千夜一夜」 「アラビアン・ナイト」
「千夜一夜」 「アラビアン・ナイト」
小さな虫が落ちてきた


石の花 詞・曲 イマイアキノブ

●イマイアキノブ「ノゾキカラクリ」(MIDI Creative/CXCA-1059)2000年


いつも一緒に 詞・曲 渡辺勝



いつも一緒にいたいんだ 君のことなら語りません
軒に燕が戻る頃 遠い異国の夢を見ましょう

何も知らない人がいい 遠い昔の話をしましょう
昔の漢字は読めません  君のことなら語りません


何ができても仕方ない 何になっても仕方ない
いつも一緒にいたいんだ 君のことなら語りません

君と一緒に眠りましょう


渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


ウィーピング・ウィロー Weeping Willow (1903)/Scott Joplin.
アーリータイムス ストリングスバンド 「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
 ※エンディングテーマ


起き抜け朝 詞・曲 今井忍
アーリータイムス ストリングスバンド 「Early Times Strings Band VOL;1」- Bonus Tracks - Original Issue 1979年 Reissue 1998年


幼い恋人 詞:藤村直樹 曲:アメリカ民謡
「逃避行-めりけんじゃっぷの放浪綺譚-」藤村直樹 2004年 offnote on-47


白粉 詞・曲 渡辺勝



白粉塗り 澄ます人よ
暗い部屋の隅で 何をしている

眠れぬ 旅の夜更け
ただ懐かしさだけが 込み上げる

クククククク……


秋の祭り 君を追えば
やがて見知らぬ街で はぐれたまま 

白粉塗り 澄ます人が
暗い部屋の隅で ぼくを見ている


渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


狼 詞・曲 渡辺勝


刃のこぼれた knife 切り裂いたものだから
ほら、こんなにギザギザだ
思惑どおりにゆくものか

去っていった誰の体 いつまで追うの
岩のように固まってしまった
そこにいるのが、ぼくなのかい?

戦争のあの時代に飛行船で
焼け野原、爆弾の町をはるか越え

君が燃える 燃える 星一つだけでしょう
冷たく光るよ 冬の夜空には
抱いて知った 骨のきしみを(肉の種類)
いまでも知らない 宇宙の数は
どうでもいいだろう 彼女との関係は

(E=MC2) (種子の起源)
あなたが生まれ育って変わってゆくのは、
ほんとに速いね
誰がぼくの花びらを 見つけた、嗅いだ、
カメラに映せたのか?

戦争の終焉に辿り着いた
異国の地 記憶さえ 朧のままで

誰を抱くの 抱くの 愛情だけでしょう
不明な言葉 飛び交う酒場で
彼女と過ごした 海辺の匂いがする
ギザギザな体 ぼくの繋ぎ目から

花びら 舞うよ 冬の夜空へと
いまでも知らない 宇宙の掟
どうでもいいだろう あの頃の未来

思い出せない
永遠に寂しいこと
機関銃の掃射音
荒野の時代


乙女の祈り 詞・曲 渡辺勝


乙女が祈る 皆に隠れ
静かに夜が更けてゆく

あなたとあなたの 幸せを
皆に隠れて 祈ってる

静かに夜が更けてゆく


劇団「40CARAT」第19回公演「ラストヴァージン」挿入歌(2007年)


OLD FRIEND  詞・曲 渡辺勝



五月雨を集め 夏は北へ流れる
幼な子が ふたり この土手を滑る

OLD FRIEND あの口癖
古い写真からは 消えていた

傷だらけの足で 旅に 出かけた 今日のように
まぶしい青空が 冷たく跳ねる 川へ
想い出すことなんて 一つもなかった




どれだけの 恋が あの橋をくぐった
どれほどの 孤独 この岸辺で澱んだ

OLD FRIEND 君は君で 今
黄昏の彼方から 何を呼んだんだ

失くしてしまった ものは何にも ないはずだ
大切なもの 命 それだけでは なかった
辿り着く 蜃気楼 それだけ

気づかなかった 君が泣いても あの日には
ぼくらの日々は 君との日々では なかった
辿り着く 蜃気楼 沢山 茜の 空



渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


帰り道 詞・曲 渡辺勝



あの人の耳に ぼくの歌 走る
聴こえているのかな 人形と遊ぶ

北風が吹いてきたら もう夕暮れだから
ぼくの家から あの人の家

数え切れない 歌いきれないね




一人帰るときは 思い出す 恐い夢を
走る後ろから 何かがやって来る

長い長い夜が続くのに 誰にも逢えない
ぼくの家も 遥かの昔に

空襲の夜 海へと駆けた
あの人の名だけ この道に
響いた

歌を忘れた カナリアが 揺れる



●渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


鏡 詞・曲 渡辺勝



二つの目が 鏡にある
彼女ものか ぼくのものか
mu 〜 わからない

彼女は口ごもる 声にならぬ
ぼくは歌った いつまでも歌う
二人は同じ声だな ぼそぼそぼそ
冬の朝に 二人のぼそぼそぼそ
mu 〜 二人の暮らしか
mu 〜
彼女の目が ぼくを探る
死んだ者 生きる者


ぼくは顔を洗いながら鏡を見た
 二つの目玉
 鏡を見た
 目玉を覗く


鐘が鳴る丘待ちぼうけ 詞・曲 渡辺勝



鐘が鳴る 鐘が鳴る
蒼い丘を登って
幽かなる教会へ行くんだね

鐘が鳴る 鐘が鳴る
ぼくの息などちっぽけ
空は両手に溢れるばかり

鐘が鳴る 鐘が鳴る
風はぼくを置き忘れ
ぼくは一人 待ちぼうけ


可愛い 可愛いね
君は蓮華の雲の中
そう君がやってくる

ぼくはね きっと
きっと夢中
空に浮かんでダンスして


雲が飛んで風は去った
ぼくはチョットふりむいて
ああ やっぱり 待ちぼうけ

ダダラダ……
ああ やっぱり 待ちぼうけ


●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
● オルタナティブ・フォークコレクション 1997年 Early Times Strings Band Sony Music Entertainment SRCL-4015
 ※1973/7/21発売のシングル盤A面(CBSソニー)
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年「鐘が鳴る丘まちぼうけ」



風に舞う 詞・曲 渡辺勝

風の荒野を舞うものたちよ いつか大地で芽をだせよ

水をやろう 水をやろう

黄色い花が咲くかしら 赤い花が咲くかしら

やがて大きな幹となり 可愛い子どもが産まれることを……

きっと誰かが歌うのだろう
きっと誰かが泣くのだろう



●2004/2/24-27 劇団40CARAT「月光」挿入曲


枯葉(Les Feuilles mortes)
作曲 Joseph Kosma 作詞 Jacques Pre´vert 日本語詞 渡辺勝

ああ、思い出しておくれよ
幸せに日々が過ぎたね
綺麗なあの頃だったよね
今日より 陽射しも輝いて

枯葉が堆く積もってる
ほらね 忘れないよ
枯葉が堆く積もってる
思い出も 心残りだって

北風が 運び去るのだ
忘却の冷たい夜へ
ほらね 忘れないよ
あの歌 君が歌った

あの歌が 包んでくれた
君を思う僕の日々
一緒に 暮らしていた
僕を思う君の日々

けれど時が 引き裂いた
やさしく 音も立てず
海が覆い尽くす 砂浜
足跡は消えた

ララララ……

枯葉が堆く積もってる
思い出も 心残りも
黙って日々を見送る
微笑み 全てに感謝しよう
愛しい君は 綺麗だった
ほらね 忘れられない
今日より美しいあの頃
今日より 陽射しも輝いた
一番のやさしい恋人
未練に用はない
君が歌うあの歌
いつまでも聞こえている

あの歌が 包んでくれた
君を思う僕の日々
一緒に 暮らしていた
僕を思う君の日々

けれど時が 引き裂いた
やさしく 音も立てず
海が覆い尽くす 砂浜
足跡は消えた

ララララ……

けれど時が 引き裂いた
やさしく 音も立てず
海が覆った 砂浜
足跡は消えた



かわいいあの娘
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」

帰還 詞・曲 渡辺勝



大きな口を開けて 大空から降ってくる
贈り物を 待っている 仔犬がいるんだ

そこは深い森の奥 一人ぽっちの時間
草も木々も 昆虫も みんな大事な友達だけど

目覚めると なにかが足りないんだ
思い出せない夢

父さんは町で 鉄を溶かし ネジを作っているだろうか
母さんは畑で いなくなった ぼくを尋ね歩いているだろうか

元気は元気さ お腹はグーグー鳴るけれど
しばらくは ここにいる 満天の星だよ

帰り道がわかりません どこまでも森なのです
わからない 子どもですかね

(間奏)



ちいさな手のひらで 大空から降ってくる
雨を受け 舐めている 老い耄れ犬がいた

何度見ただろう 同じ夢ばかりを
幼い頃の怖い夢

父さんは町で 鉄を溶かし ネジを作っているのだろうか
母さんは畑で いなくなった ぼくを尋ね歩いているのだろうか

元気は元気さ お腹はグーグー鳴るけれど
鏡なんて 見ないさ ほら満天の星さ

帰ろう 帰ろう 思い出しながら
少し長居をしました

父さんは町で 鉄を溶かし ネジを作っているはずだ
母さんは畑で いなくなった ぼくを尋ね歩いているはずだ

帰ろう 帰ろう その気になれば
帰るさ

思い出せない あの娘の名前なんだよ
思い出せない 父さん 母さん

大きな口を開けて 大空から降ってくる
贈り物を 待っている 仔犬に雪が降る 04.7.27



君と空と道と僕と 詞・曲 渡辺勝



ポッカリ 浮かんだ空に 君と見上げる大木
どれほどの人生が崩れ去ったんだ
街はただ変わり続けるばかり

シッカリ 都会の顔をして 歩く僕等の休日
擦れ違う人の掃く願いは尽きない
街はただそれを呑みほすばかり

君は田舎で生まれ 育ってきたよね
冬の静かな夜には どんな夢を見ていたの

さあ 腕を組んで歩きましょう
春  うららかに行く
ビルの谷間で又一つ
閉じたバーがあったね

長い坂道 誰れもいない
君と見つけた路地を行こうね
荒れ果てた神社から空に伸びる大木
若葉がざわめく 影が蠢く

君と初めて出逢った あの日の帰り道
空に蒔かれた種は 花を咲かせられたのかな

さあ 腕を組んで歩きましょう
春  うららかに咲く
何の変わり目なのでしょう
街中 古びて行くばかりだ

さあ 腕を組んで歩きましょう
春  うららかに行く
ビルの谷間で又一つの
閉じたバーがあったよね



渡辺勝 「シルバラード」 2000年


君の悲しみは空を越えてやってくる 詞・曲 渡辺勝



ものうげな空に一日の足音
外はいつのまにか、ぼくを追いやった
もしもお金がいくらか残ってたら
お茶でも飲みに行きたいね
外はいつのまにか ぼくを追いやった
外はいつのまにか ぼくを追いやった

ものうげな空に一日の涙
君はいつのまにか、一人ぽっちだ
もしも君がここにいてくれたら
肩でも揉んで欲しいのに
君の悲しみ 空を越えて
君の悲しみ やってくる


もしも君がここにいてくれたら
歌を歌ってやりたいね
君の悲しみ 空を越えて
君の悲しみ やってくる
君の悲しみ 空を越えて
君の悲しみ やってくる


●1976年 シングル盤「流れゆく白い雲」(渡辺勝)のB面「君の悲しみ」と同一曲
渡辺勝 「ぼくは白い雲」 1976年 - Bonus Track -
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」- Bonus Track - Original Issue 1979年 Reissue 1998年
●Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年

君をウーと呼ぶ 詞・曲 渡辺勝



笑ってよ ウー あの日のようにさ ウー
うららかな春の日だったよ
初めて草にさわったね

10万の命をサイクロンが押し流した日だ
70kmの大渋滞に個人主義が燃えた日だ
国境を越えて行く難民が地雷を踏んで行ったそうだよ
温泉場では一億人目の入湯税が払い込まれたそうだ



笑ってよ、笑ってよ ウー あの日のようにさ ウー
たんぽぽの土手に埋もれて
空を見て笑ったね

手に負えぬ病がこの土地にも流れ込んだ日だ
8万人の回転木馬が止まる事を忘れた日だ
街中が崩れ落ちて
瓦礫の果てを陽が沈んで行ったそうだ
スキー場では黒い吹雪が4万人の道を塞いだそうだ

笑ってよ 笑ってよ ウー あの日のようにさ ウー
僕は天国からやってきたんだ
君に会いにね



渡辺勝 「シルバラード」 2000年
EMIGRANT 「未生音」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R



君をウーと呼ぶ(ロングバージョン) 詞・曲 渡辺勝



笑ってよ ウー あの日のようにさ ウー
うららかな春の日だったよ
初めて草にさわったね

10万の命をサイクロンが押し流した日だ
70kmの大渋滞に個人主義が燃えた日だ
国境を越えて行く難民が地雷を踏んで行ったそうだよ
温泉場では一億人目の入湯税が払い込まれたそうだ

笑ってよ、笑ってよ ウー あの日のようにさ ウー
たんぽぽの土手に埋もれて
空を見て笑ったね

手に負えぬ病がこの土地にも流れ込んだ日だ
8万人の回転木馬が止まる事を忘れた日だ
街中が崩れ落ちて
瓦礫の果てを陽が沈んで行ったそうだ
スキー場では黒い吹雪が4万人の道を塞いだそうだ

笑ってよ 笑ってよ ウー あの日のようにさ ウー
僕は天国からやってきたんだ
君に会いにね




今日は夏祭だね 覚えているかい
君を肩に乗せて この道を帰ったね
ピンクの綿菓子とピンクのヨーヨー
君はぼくの髪をベトベトにした
ぼくの頭をポンポンついた
あの頃、君はどれだけの幸せを生んだことだろう
君が生まれた日には 婆ちゃんは眠らなかったよ
みんな、みんな眠れなかった
君だけがスヤスヤ生まれ、眠った
君は死んだ爺ちゃんにどんどん似ていったね

今、ぼくが君の前を通り過ぎた時
それがぼくだとわかったかしら
ぼくの姿が見えたとしても
それがぼくだとわかったかしら

君は両手にピンクの綿菓子と
ピンクのヨーヨーをぶらさげている
今は母さんと二人してこの道を行く

君は両手にピンクの綿菓子と
ピンクのヨーヨーをぶらさげている
今は母さんと二人してこの道を行け

ほら、ぼくはここにいる ここにいるよ
天国への階段
そして、ふりむけば……

……サヨナラ……



君を待つ 詞・曲 渡辺勝



遠い昔 空があった 二人で 見上げた
風が吹き 雲が流れ 君の髪 サラサラサラ

丘を走り 川を下り
海で泳いだ あの頃

見上げても 今は見えぬ 空 空
海の底 海の底 君を待つ



●2006/8/4-7 阿佐ヶ谷「ザムザ阿佐谷」劇団40CARAT 第16回公演
「花山らら的 奇譚 - ふたりあかね remake version -」挿入曲


巨大な屍 詞・曲 渡辺勝



巨大な屍か 折り重なる 穴の中

誰かが 埋めろと 石を投げる 僕の足もと

見たこともない 姿形
人類でもあり 人類でもないような

何故か利発そう・に見える 何故か懐かしくもある

作り物なのか 動いていたのか

言葉はあったのか 男と女だけかな

何故 腐りもせず ここにある 僕の足もと


そんな場所へ 機関車が
火花を散らし 鬼のようにやって来た

煙突から ダイビング
あいつも また 人類なのだろうか


霧にむせぶ大東京 詞・曲 渡辺勝



朝など来ないさ 頭をかかえても
ウォー・ウォー・ウォー 大東京
夜霧につつまれて

1、2、3、4、No Return 思い出ってなんだっけ
ウォー・ウォー・ウォー
ぼくだけが なんて 軽薄なのか
- なんて、自堕落 -

壁にもたれた シネマ
君を抱いてる あれが、ぼく

好きだよ 言いだしかねて
好きだよ あまりに陳腐かい だけどネ
そんな 言葉しか どこにも 見あたらない

君のもたれた、大東京 霧にむせぶさ、大東京
恋はまことさ、大東京 闇に唄えば、大東京
君のもたれた、大東京 霧にむせぶさ、大東京


こうもり傘さし 歩いている爺さん
ウォー・ウォー・ウォー 大東京
江戸の手紙をもらう

5、6、7、8、内緒の 思い出って罠だよ
ウォー・ウォー・ウォー 明日は ふところの中
- 腐ってゆく -

あきれ果てても ぼくは
君を抱いてる 君をかぐよ

好きだよ 君にもたれて
好きだよ ずっと歩きたい そうだね
昔、河が流れた 谷の底 行きたい

好きだよ 言いだしかねて
好きだよ あまりに陳腐かい だけどネ
そんな 言葉でも 今はね 言わせてネ

君のもたれた、大東京 霧にむせぶさ、大東京
恋はまことさ、大東京 闇に唄えば、大東京



金魚 詞・北原白秋 曲・渡辺勝



母さん、母さん、
どこへ行た。
 紅い金魚と遊びませう。

母さん、帰らぬ、さびしいな。
 金魚を一匹突き殺す。

まだまだ、帰らぬ、
くやしいな。
 金魚を二匹締め殺す。

なぜなぜ、帰らぬ、
ひもじいな。
 金魚を三匹捻ぢ殺す。

涙がこぼれる、
日は暮れる。
 紅い金魚も死ぬ、死ぬ。

母さん、怖いよ、
眼が光る、
 ピカピカ、金魚の眼が光る。



EMIGRANT 「未生音」  2002年



キングコング  詞・曲 松田幸一
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年
●Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年

くつが一足あったなら/おやすみアイリーン 原詩 シェフテエンコ 作曲 レッドベリー
Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年


クレソンの里 詞・曲 渡辺勝



雪が降り積もる
遠い里に クレソンの 白い花

雪が降り積もる
遠い里 オニヤンマ 竿の先

水の音だけが
雪に埋もれ 谺する

悲しい顔ばかり この地上を見上げる
忘れられたものたち

(間奏)



雪が降り積もる
遠い里に 取り残された 歌声が

大きなクスノキ(樟)を
越えてゆく 聴いていますよ みんなが

彼女は水だ
腕を伸ばし 汲み上げよう

この場所 時は過ぎても 雪は降る 降り積もる
悲しい顔ばかり この大地を見上げている
忘れられたものたち
思い出せない
(04.5.31)


群青の空(ぐんじょうの空) 詞・曲 渡辺勝



街を逃れ 歩き続けた
群青の空に 星を見つけて
やすらぎばかりの 異国を訪ねて
空へと はばたくんだ 君を連れて

いたずらな風が ぼくの苦さを
まろやかにする 岩のように

たくさんの友と かわいいあの娘と
一人ぽっちのぼくは 唄が好き


はるかな宇宙の風は 応えてくれる
君はいつでも 一人ぽっち

街を逃れ 歩き続けたよ
群青の夕空に 身を投げた


渡辺勝 「HELLO」 1977年


恋は再び 詞・曲 渡辺勝



恋は再び燃える、そんな気がするよ
若さのハーモニー、波打つ別れがある

あのこ、夜の町へ、髪を梳かして
酒の、乾き、いったいどこへ行くのか

リズムの溢れる通りで
ステップ、昨日につかれたら
あのこにちょっかい、出すまでは
家には帰れりゃしない



リズムの溢れる通りで
ステップ、昨日につかれたら
あのこにちょっかい、出すまでは
家には帰れないよ

ぼくのウイスキー、空にするまで、
財布をはたくまでさ
踊れ、ブルース、時が消えて失せるまで
ぼくのウイスキー、空にするまで、
財布をはたくまで
踊れ、ブルース、時が消えるまで


渡辺勝 「ライブ '77」- ぼくの手のひらの水たまり - 1998年


51番目の星の歌 詞・曲 渡辺勝



男たちの雄叫びが
女たちの雄叫びが
紅く染まってゆく
紅く染まってゆく

遥か遠い 異国の空
もうすぐ星が 瞬くだろう
大地を埋めてゆく 人々は
降り注ぐ古(いにしえ)を偲ぶだろう

闇を吹き抜ける 風の音は
だれもが忘れた お前の悲しみ

51番目の 星の歌
あの娘の胸で鳴り響け

男たちの雄叫びが
女たちの雄叫びが
明けぬ夜に蠢く
明けぬ夜に蠢く


幾重にも 重なった
足跡に雨が 染みてゆく
遠い思い出 遠い夢
だれもが星を見上げていた

闇を吹き抜ける 風の音は
思い出せない お前の悲しみ

51番目の 星の歌
あの娘の胸で鳴り響け

51番目の 星の歌
ぼくの胸で震えている


●2005.12.9-12 中野「ウエストエンドスタジオ」劇団40カラット第15回公演「ギリギリ王の憂鬱」挿入歌


500マイル  Words and Music by Hedy West
●村上律と中川イサト/律とイサト SEAL-005 Seals Records


再会 詞・曲 渡辺勝



いつも あなたと 歩いた 星降る街
なにが 変わっていったのさ ふたり
知らず 知らずに 語り尽くしてしまった
夢は 夢は はるかな 川の流れのなかに

少しだけ年を 重ねたぶんだけ
ぼくらの出会い 嬉しくなった

今宵も またたくね 満天の星
数えきれない 思い出が
湧きあがってくる とめどなく
いつか 流した 涙の 意味は
まだ ないさ



あの日 あなたが 渡った ぼくらの川
ずっと 流れ 続けていた そこに
だけど あれから 指のすきまをこぼれる
砂のように その日は 音もなく通り過ぎた

見つめあうことを 忘れたぶんだけ
あなたの言葉 心に残る

今宵の ふたりには それぞれの明日
めぐりあいから 変わらない
今宵も またたくね 満天の星
数えきれない 思い出と
又、ひとつずつの 音を知った
いつか 流した 涙の 意味は
また いつか…



渡辺勝 「FADELES S」 1994年


桜んぼの実る頃 LE TEMPS DES CERISES Musuque de A.Renard Paroles de J.B.Clement 日本語詞 菅 美沙緒



1.
 桜んぼ実る頃 懐かしの うぐいす来て
 又、歌うよ
 乙女達 陽の光りに 輝きて歌うよ
 桜んぼ実る頃 幼き日を 偲ぶよ

2.
 桜んぼ実る頃 懐かしの うぐいす来て
 又、歌うよ
 祭の日 楽しそうに 皆、踊り 歌うよ
 桜んぼ実る頃 幼き日を 偲ぶよ


3.
 桜んぼ実る頃 懐かしの うぐいす来て
 又、歌うよ
 若き日の 心、呼びて われ、一人 歌うよ
 桜んぼ実る頃 幼き日を 偲ぶよ


淋しい気持ちで 詞・曲 シバ
アーリータイムス ストリングスバンド 「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年


Summertime-X 詞・曲 渡辺勝



Summertime Mu〜 Mu〜
雨が降り続く
最果ての港町
今日も誰かが流れ着く

Summertime Mu〜 Mu〜
荒くれどもの酒場では
壁に干された赤い薔薇
「見果てた夢よ」と笑ってらあ

ハイホー ハイホー ハイホー
酔いどれどもの雄叫びが
ハイホー ハイホー ハイホー
お前の明日など豚も喰わぬ


Summertime Mu〜 Mu〜
誰が忘れた靴でしょうか
はるか異国のステップで
こんなに上手に踊れるわ

Summertime Mu〜 Mu〜

港に雨が降り続く
劇団40CARAT 第2回公演『ラストヴァージン』挿入曲 1995年3月17日〜19日

Genius 詞・曲 渡辺勝



凍てついた この大地に 眠れる者たちよ
残された 流転の日々は 季節にぶらさがり

汚れちまった 夜を泳いで
泣き虫の 穴蔵で じれているよ

いつか、Genius ジャンジャン、響く
沈黙の 春が来たら
そうさ、抱いて ジャンジャン、踊ろう
争う 時代ばかりが
続く





ロウ管の レコードには 子守唄が刻まれ
残された ぼくの時間は 確かに、あと少し

父さんの後ろ姿 見たことがない
泣き虫の 穴蔵で じっとしてるよ

いつか、Genius ジャンジャン、響く
沈黙の 夏が来たら
そうさ、眠ろう ジャンジャン、目覚め
ひざしに 麦藁帽子 歩き続けるのさ

いつか、Genius ジャンジャン、響く
沈黙の 秋が来たら
そうさ、抱いて ジャンジャン、踊ろう
争う時代ばかりが
続く



渡辺勝 「FADELES S」 1994年


灼熱砂漠 (Twist & Shout ~ Fly Me To The Moon)作詞 村上律 原曲 " Twist & Shout " by Bert Russel - Phil Medley
" Fly Me To The Moon" by Bart Howard
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年

しゃれこうべと大砲  Vittina Crozza Traditional 訳詞 東大音感合唱研究会



大砲の上に しゃれこうべが
うつろな目を ひらいていた
しゃれこうべが ラララいうことにゃ
鐘の音も 聞かずに死んだ

雨にうたれ 風にさらされて
空のはてを にらんでいた
しゃれこうべが ラララいうことにゃ
おふくろにも 会わずに死んだ


春が来ても 夏が過ぎても
誰も花を たむけてくれぬ
しゃれこうべが ラララいうことにゃ
人の愛も 知らずに死んだ


フォーク パルチザン 「瓶のなかの球体」 2003年8月17日


少年少女のブルース 詞・曲 渡辺勝



穴を掘ったんだ 腰の深さまで
少年少女 遥かな未来へと
それぞれの宝物を埋めた

彼女は異国に住んだ 車にはねられた
彼はテロに巻き込まれて殉死だと

禿げ頭どもが、ここだここだと、穴を掘るんだ

見ろよ……錆びた指輪 ボクのビー玉の脇に転がる
トタン屋根、越え……走る者がいる……


誰の物だろう ノートが
手のひらからポロポロ落ちる

ボクは飛行士だ!
ボクは燃えるんだ!
ボクは事件を追って!

アタシ、
アタシ、「小物屋さんに……なりたいです」


砂とシャベルの日々 The Days of Sand and Shovels Bud Reneau / Doyle Marsh


生活の柄 作詞:山之口貘 作曲:高田渡)


戦争の親玉  Masters of War Words and Music by Bob Dylan 訳詞 高石友也
フォーク パルチザン 「瓶のなかの球体」 2003年8月17日


草原情歌  訳詞 青木梓・劉俊南 作曲 青海民謡 改訳 花山ララ



 遥かはなれた そのまたむこう 誰にでも好かれる 二人の娘がいた

 お月さまのような きれいな娘がいた



そして日々は 詞・曲 渡辺勝



そして、列車の扉が閉った
これでメソメソする日もないでしょ
遠い街で私の静かな暮らし

あなた、こっそり、人ごみに隠れ
バラの花束、かかえていたんでしょ
帰り道にあの日の海へと流して

何故に 走り続けたか
何故に 銀河の 外へ外へ
はみ出して行ったのかな

見知らぬ街も 妙に懐かしいね
二人で見た 夜へと帰るよ
楽しかった 日々は メリーゴーランド
二人の星 夜空に 瞬いている
何故に 昨日までは 泣いてたの…

そして、列車で私は去った
ずっと胸の片隅で生きてた
遠い昔の小説で読んだ暮らし

何故に 眠り続けたのさ(走り続けたか)
何故に 銀河の 外へ外へ
はみ出して行ったのかな


嵐の晩にすべて、始まったね
初々しい秋の日だったね
吹き倒された老木に腰掛け
ありったけの人生、思い出してたのさ
何も終わっては、いないかな

見知らぬ街も 妙に懐かしいね
二人で見た 夜へと帰るよ
楽しかった 日々は メリーゴーランド
二人の星 夜空に 瞬いている

そして、列車の扉、開けば
これから住む私のアパートに
バラの花束、買って行くよ
嵐の晩の、あの日のようだね

ラ、ラ、ラ、ラ、……


渡辺勝 「FADELES S」 1994年


太古の恋 詞・曲 渡辺勝



ある星の夜 川べりで
視線が絡む 謎めいて

瞬きすれば それだけで 定めは
ぺてんに落ちる 舞台は
あなたの お気に入り

彼が見た海 違った時代に生きた
静寂 迷宮 シュールな彼の胸に

小さな木の橋 危険な一歩を踏んだ
おいでよ  破局の海 ぺてんの絡繰り

燃え上がる 春に 目覚め




一夜の夢が 触れ合った
とりとめもない 抱きあえば

過去も未来も それだけで よれるよ
太古の光 キザだね
あなたを 美しく

彼が見た空 双発プロペラ 唸る
戦争 私 ビジネスマンの涙

小さなROMの中 危険な一歩を踏んだ
手遅れ 破局の町 ぺてんのお喋り

彼が見た丘 木の葉が舞散る 墓場

静寂 迷宮 愛情だけが生きる

小さな抱擁 宇宙の時代の終焉
おいでよ 鎮守の海 ぺてんの恋歌

燃え上がる春を見たね



大草原の家に生まれて 詞・曲 渡辺勝



君は行く、大草原の家に生まれ やすらぎのためにと また、帰り支度
バスを待つ間にも ぼくを振り返らない 一人ぽっちの素敵さを少しは想って
君は行ってしまうのかい 君は……

君は行く、ぼくらの生活を捨て 何もかもが遊びじゃ耐えられないと
若いころ読んだ本を抱えて 酒を飲むこともままならない
君は行ってしまうのかい 君は……


ぼくとあいつが長い長い、言い争いをして 酒を呑み過ぎてわけがわからない
そんなとき君はソファーにもたれ ぼくらの言葉を頭に刻み込む
君は行ってしまうのかい 君は……

君の行く大草原の家じゃ眠れない 自分のためばかりじゃ寝返りもうてない
君の行く大草原の家じゃ眠れない 夢を見ていては申し訳ない
君は行ってしまうのかい 君は……


もしもぼくが大草原の家に行ったら それこそみんなが驚くような働き者さ
だけど夜ごと夢見るだろう 幸せな夢 呑み屋で女を口説くような 幸せな夢
君は行ってしまうのかい 君は……



立ち止まった夏 詞・曲 渡辺勝



道端に座り込んで 白い花を見つめている
鏡に映った森へと君は 足を踏み出して行ったね

夏の太陽 帽子にいっぱいだね 君の肺は緑に噎せ
日々の重さは鏡の向こうで笑った
いつかの憧れも笑っていたね

立ち止まった君は 誰もいないのに
振り返っては照れくさそうに
道行く蟻を追いかけて
滲んだ夕日を抱きしめている


いつの間にやら雲は流れて行ったね
古いノートは君にあげよう
何かは消えて何かが残っている
遠くで手を振るあの娘が知ってるだろう


渡辺勝 「シルバラード」 2000年
EMIGRANT 「未生音」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R

谷間に婆ちゃんの唄が谺する 詞・曲 渡辺勝



丘を越えて ぼくらテクテクゆくんだ……ベイビー
昔ね、夢を見た 君と二人

自転車に乗って 空いっぱいの風が
高なる胸の 鼓動を吹き抜けた

燕が舞う 春を滑るよ ララ……
ぼくらの 負けじ魂が ペダルを漕ぐんだよね


そう、そう、あの頃、あの頃に
世界はいくつにも砕け散った そうなんだな……

丘を越え ぼくらテクテクゆくよ……ベイビー
谷間に婆ちゃんの唄が木霊するよ


旅する亀  詞・曲 渡辺勝



遥か山の ずっと向う 海を渡り 亀が行く
白い街を 追われたもの 川の畔 群れ棲む

葦の原を ノロノロ行く 今日もいつしか 日が暮れる
白い街に住んだころ 空を飛ぶ 夢を見た

丘の上 白い街
空を睨みつけている

追われたものと 旅する亀が 石を抱いて 冬を知る



ダンラン 詞・曲 村上律
「律とイサト」 1999年 SEAL-005
●Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年
●村上 律/ロホホラ 律 with his Banjo 2003/11 SEAL-026 Seals Records

チャーリーのバー 詞・曲 渡辺勝



港町には未練がましい 恋の終りは似合わないさ
雨降る桟橋 今 船が出る
五色のテープが ほら 伸びて行く

異国に向かう銀の軌跡 俺はコートの衿を立てて
煙草の煙を吐く 終ったね
五色のテープが ほら 干切れたよ

出会って 恋して 愛して 命を燃やした
目覚め 語った 歌った 二人で眠った
普通の事さ
それだけの事だよ

港を見下ろすロープウェイは
あなたと出会った頃とは変わってしまった
幻だけを積み込んだ
船が見えるか
どこへ連れて行くの


港町には未練がましい 恋の終りは似合わないさ
雨降る桟橋 もう 波だけが
五色のテープを ほら 揺らしてる

出会って 恋して 愛して 命を燃やした
目覚め 語った 歌った 二人で眠った
夢見ただけだ
それだけの事だよ

冷えた体にはきついジン
夢見ただけならチャーリーのバーへ行けば
きな臭い生が転がっている
まばゆいカオスの紳士と淑女が歌う
幻だけを積み込んで
船は出て行く
どこへ Oh Ready Go!


渡辺勝 「シルバラード」 2000年
EMIGRANT 「未生音」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


鎮静剤  詞・ローランサン(堀口大学・訳詞)曲・加川良
渡辺 勝 「UNDERGROUND RE-CYCLE」  2003年5月18日


追放の歌  詞・曲 高橋照幸 (1969/休みの国)
渡辺 勝 「UNDERGROUND RE-CYCLE」  2003年5月18日


土埃 詞・曲 渡辺勝



春の嵐が吹く 土埃
今日から君は土のなか 一人かな
ぼくが穴を掘った

同じ屋根の下で 暮らしても
一度も君と話さず 過ごしてた
ぼくが穴を掘った
ぼくが穴を埋めた

夜になると 走り続けていたね
ルームランナー走る 走る音がした
何処で生まれて 何を見てきたんだい
夢を見たのかな 窓の外を



ぼくが12の春 君が生まれた
ミルクの匂いのする 軒下で
ぼくは君を抱いた
はしゃぐその目が好きだった

今も浮かび上がる 爪の跡
君の躰が 火照る 火照る
カンカン照りの夏 庭先に出て
シャワーを浴びた 虹を作った

ぼくが穴を掘った
ぼくが穴を埋めた


渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
EMIGRANT 「未生音」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


鉄橋 詞・曲 渡辺勝

鉄橋を渡る旅人に 麗らかな日々が降り注ぐ
鉄橋に蜘蛛がぶら下がる 誰かの足音が濡れている

鉄橋に雀がとまっている 川で揺れるお前は誰だ

河原を走る犬と少年 夕暮れ時にゃ 帰ろうね
いつまでも いつまでも 石を投げている

川の底に降り積もる 川の底に降り積もる


鉄橋を渡る猫が三匹 川の底を覗き込んだ
鉄橋を渡った旅人が 川の底を這っていた



●2005/2/24-27 劇団40CARAT「月光」挿入曲

哲人 詞・曲 渡辺勝

街道に星が流れ 銀の鈴を手にいれた
リンリンリンと 振ってみた 誰の胸にも響かぬ

玩具の兵隊 お出ましだ
いくつの扉を蹴破った
暗い穴にまた落ちた 眠る

ギーコギーコ ネジを巻け
ギーコギーコ ネジを巻け


〈間奏〉

街道は満天の星 天井裏で鼠が走る
千切れた金の鎖 道端で光っている

誰も気づかぬ


●2005/2/24-27 劇団40CARAT「月光」挿入曲

truth 詞・曲 渡辺勝



あたたかい君の胸 かぐわしい君の髪
忘れないあの冬の朝 澄みきった青い空

山並が浮かんでいる 散歩道 歩いたね
その日から暮らし始めた 愛だとか語らずに

長い時が過ぎ 僕と君 変わったかい
抱きあえば君の胸 あたたかく鼓動する

僕が作る歌 聞こえてる 素敵かい
この日まで導いてくれた君 歌うのさ

君の唇は柔らかいね
思い出す うららかな日だまりを




真実は君の胸 真実は君の指
なんとなくそんな気がする 君は今 眠っている

君の夢 語ってね 君の夢 つかまえて
どんな日がやってくるのか いつまでもそばにいて

長い時が過ぎ 僕と君 変わってね
抱きしめて僕の胸 いとしいと思ってね

星が流れたら 僕の歌 歌ってね
その日まで導いてくれた君 君の歌

僕は涙して 空高く消えるのだろう
冬の朝 思い出す 青い空 渡ってゆくのかな

雨が降ったなら 僕の歌 歌ってね
初めてのLove・Letter 受けとって
僕の歌



渡辺勝 「シルバラード」 2000年
EMIGRANT 「未生音」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


東京 詞・曲 渡辺勝



最後の晩餐 語り合うこともない
それぞれの夢を肴にして 酔いどれた日々さえね

そうさ 辛いさ テーブルに並ぶ肉の塊
銀のフォーク それだけが光っている
燃え尽きるか揺れる蝋燭

オー 目と目が 過ぎてゆく体をまさぐる
こんなにも僕は やさしくなれたのか
おまえだけのことで

飛び出せ 東京 はじけろ 東京
二人の 東京 花の都

おまえがいて 俺の泪
初めてのこと 止まらない

バイバイ いつも バイバイ
それで バイバイ
バイ バイ バイ バイ

一人で歩けば 豚に真珠の月夜
憐れだね やさしさなんて
いつまでも夜をうろついている

オー 誰もが 路地裏に体を預ける
こんなにも時が ゆっくり過ぎるなら
晩餐は終わらないさ

飛び出せ 東京 はじけろ 東京
二人の 東京 花の都

おまえがいて 俺の泪
初めてのこと 止まらない

オー バイバイ いつも バイバイ
それで バイバイ
バイ バイ バイ バイ

僕等は命の中

飛び出せ 東京 はじけろ 東京
二人の 東京 ハーフ・タイム



はちみつぱい  「9th June 1988 はちみつぱい Live」 1989年 Original Release 1989.05.25 (CD) 25JC-427〜9 JAPAN/徳間ジャパン
はちみつぱい「ラストアルバム」東芝EMI VIDEO:TOVF-1142 (1992.5.20) はちみつぱい「ラストアルバム」
渡辺勝 「シルバラード」 2000年
EMIGRANT 「未生音」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


洞窟の雫 詞・曲 渡辺勝



大空を 埋め尽くす 蠢く ものは
大地を 掻き毟しった 礫の 嵐
闇黒の 日々に生きる 化石の 街
洞窟の壁 あなたが貼り付く

命が 川を渡り 野原を 駆けた
太古の 薄っぺらな 愛しい 記憶
青空 光る雫 あなたは 濡れ
踊りましたね あの人の歌で

涙が 零れた
なんだろう なんだろう

何処かに 流れている 見えない 星
あの娘の願い 落としたんでしょう

ダダダ……
ダダダ……
ダダダ……
あの娘の願い 川の底を這う


私は なんだろう
あの世界 なんだろう

大空を 埋め尽くす 蠢く ものよ
大地に 帰るのなら 奇蹟を 見せろ
羽ばたく 人がこぼす 拙い 歌
歩けば響く 石の道と成れ

ダダダ……
ダダダ……
あなたが 記した歌 私が 舞う
洞窟のなか 古の都

あなたが 記した歌 私が 舞う
洞窟の壁 雫が流れる
洞窟の壁 雫が愛しい


●劇団40CARAT 第16回公演
「花山らら的 奇譚 - ふたりあかね remake version -」エンディング曲
2006年8月4日(金)〜7日(月)@ 「ザムザ阿佐谷」


友よ  Music by 岡林信康
フォーク パルチザン 「瓶のなかの球体」 2003年8月17日


トラベシア 日本語詞:橿渕哲郎 作曲:ミルトン・ナッシメント


流れ星 詞・曲 渡辺勝



深い空を追いかけて、ぼくらは
ハイウェイ、飛ばしている

新たな夢は街の灯り、ラインダンス
銀河の空へと ウッウ ウッウ ウッウ

月は朧、不気味な風が
君のこだわり、 呼び醒ましても
彼方の静けさの中、火の祭
ほら、そこまで、ぼくらのまわり

何処へ行こうと、あなた次第さ
ここはもう、松の木林


東京湾、汚れた海に
星が流れ、地平の果て
長い長い影が揺れる
君の心、波にさらわれて

何処へ行こうと、あなた次第さ
ここはもう、松の木林 ウッウ ウッウ ウッウ

何処へ行こうと、あなた次第さ
地球に置き去り ウッウ ウッウ ウッウ



渡辺勝 「HELLO」 1977年
渡辺勝 「ライブ '77」- ぼくの手のひらの水たまり - 1998年


夏の終りのラプソディー 詞・曲 渡辺勝



ただ 一人 ピアノ 弾く
チョビ髭に ヨレヨレ背広

テーブルじゃ トランプを
弄ぶ タクシードライバー

甘美な 舶来ミュージック 美わしきかな 君
たった一人ずつの 夜が更けて行く
それぞれの 夏の終り


ドアを開け やって来た
初々しい 田舎娘と

紅顔の 少年よ
酒場では 艶やかに

すっかり 時代遅れの この町に埋もれた
涙の出るような 物語
聴いてみるかい ほら グラスの中で

ゆらゆら ジャズを踊る 蘇る フェニックス
タップを 踏んで 錆びた トランペット
吹き鳴らす グラスの中で

甘美な 舶来ミュージック 美わしきかな 君
たった一人ずつの 夜が更けて行く
散らかった 秋に乾杯 ララララ……



武蔵野フォークジャンボリー 1986年 Live at 吉祥寺バウス・シアター 1985/9/14-15 Reissue CD VIVID-SOUND CHOPD-037 1994年 「The Summertime Killer」※同一曲
渡辺勝 「シルバラード」 2000年


夏のスケッチブック 詞・曲 渡辺勝 04.9.9



暑い夏だった 二人で過ごした
木陰で君は いつも本を読んでいた

ぼくのスケッチブックは そんな君で埋まった
ページをめくれば そこに夏が広がる

水玉模様の スカートが ひらひらと
ゆれながら ゆれながら
プラットホームに……

秋の長雨が 窓を伝わる
傘をさして歩く人々

木陰に雨垂れが……



夏の名残 詞・曲 渡辺勝



どれだけの言葉、見つめ
どれだけの夢、包んでみたの
初めて登った山 彼方に輝く海
青い空を見上げた 遠い異国の風が吹く

どれだけの寂しさ、忘れ
どれだけの宿、酔いしれていたの
初めて打たれた頬 眠れぬ涙の夜
母さんの膝枕 温かい……濡れた肌


星々がきらめく 街に降る
僕だけが生きていた 屋根の上で
父さんが語った 夏を知った
昔昔の あの日だね

色とりどりの絵の具たち
描き続けたよ 夜の闇の中

夏は……ム〜 名残の薔薇



斜岩病院ラプソディー(エンディングテーマ) 詞・曲 渡辺勝



月が昇る 海を見下ろす 坂道

さあさ、踊ってくださいな
幼い あなたにも 枯葉が舞う

あなたは輝く…ここに
玩具の指輪は 錆びついても

小さなヴァイオリンを奏で
幼い 私も 眠りましょう




なんて長い夢でしょう 外はもう木枯らしが舞い

移ろうものが 扉を叩く

暖かな スープは いかがです

昔の 人々が 歌います あなたの悲しみ

もう 誰もいない村に 誰もいない道に

月が…昇る



何かいいことないか、池のほとりは秋みたい 詞・曲 渡辺勝



何かいいことないか、町には
君…君…探して、靴はボロボロ

空も晴れて人もゾロゾロ
君…君…どこにもみあたらない

彷徨うぼくに電話がかかってる
町のはずれで「もしもし」と
何も言わない、聞こえない
池のほとりは秋のざわめき

何かいいことないか、どこかに
君…君…探して、夕暮れに向かって


彷徨うぼくに電話がかかった
町のはずれで「もしもし」と
何も言わない、聞こえない
池のほとりは秋のざわめき

何かいいことないか、どこかに
君…君…探して、靴はボロボロ

何かいいことないか、ここには
君…君…探して、靴はボロボロ
靴はボロボロ
靴はボロボロ


渡辺勝 「ぼくは白い雲」 1976年 ※「ぼくの部屋においで」と同一メロディー
渡辺勝 「ライブ '77」- ぼくの手のひらの水たまり - 1998年
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
●Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年

悩み多き者よ  詞・曲 斉藤哲夫
渡辺 勝 「UNDERGROUND RE-CYCLE」  2003年5月18日

涙こらえて  詞・曲 渡辺勝


花も嵐も踏み越えてやってきました
伝説の舞踏会だ Go Go 唸る

(ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ)

山猫ジョーちゃん ハット 飛ぶ
20年も こらえた 涙の力

酔いどれ そこのけ はじきとばされても 怒っちゃ……
ダメダメ みのらぬ恋を 抱きしめ
宴会魂 時間は無制限 何でも
ありあり 愛した夢を ちぎって
誰の後ろに 落とそう

強い雨傘 とんできた 大空襲
あきれたね 傲慢だね Go Go Go Home

狼爺ちゃん 綱渡り
3世紀の ぬれぎぬ 我慢の力

酔いどれ そこのけ はじきとばされても 怒っちゃ……
ダメダメ みのらぬ恋を 抱きしめ
宴会魂 時間はありますよ 何でも
ありあり 愛した夢を ちぎって
誰の後ろに 落とそう

ここには傘立て 勝利のトロフィーも ないよ
ナイナイ 泣いてる人も いないよ
あなたの影が 見えない



ハイキング  詞・曲 渡辺勝



今日は朝から 上天気
君を連れて ハイキング
村のはずれの 湖

黄金色した 秋の風が
白い雲を 運んでゆくよ
ぼくらの家を たずねるように

君に語った 幼い日々のころ
思い出すよ 無邪気な君の微笑みに

小径に見つけた カマキリ 跳んだ
さみしかった あのころを
思い出したんだ

草の香りと 君の香りと
それだけで 一日が 光り輝く

君はおしゃべり うわさ話 はじめる
ぼくは だまって 空を見つけたんだ




渡辺勝 「ぼくは白い雲」 1976年


八月  詞・曲 渡辺勝



美しい少女が 庭で遊ぶ
麦藁帽子と 揺れる木漏れ日
ぽかんと 青い空が
他には 何もない 静かな時間
拾い上げた小石を 両手に挟んで
息を吹きかける フーフー
縁側に置いた

どこにも繋がらない時間
君の体だけが 息づいても
どこにも繋がらない言葉
忘れたんだ きっと 
君でいようと 願った


縁側に腰掛け 歌う少女
あんなふうに歌えたら 素敵だな
ぽかんと 青い空が
広がる 特別な八月

ぽかんと 青い空が
他には


渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


花から人へ 人から花へ   詞 尾上文/曲 今井忍
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年

花嫁御寮  詞・曲 渡辺勝



花嫁衣装を着て 彼女が消えていく
あの空 幽かに 消えていく

彼の手に残された 冷えた年月
誰にも云えない 年月

君は北国の畦道に 洒落た写真を置いたっけ

夏は蜻蛉が留まった
冬は雪が降り積もった

土筆のころには
花嫁衣装が欲しい


花嫁衣装を着て 彼女が消えていく
ぼくらのまだ見ぬ 滅亡

君は冬の莓を摘んで ぼくのお弁当に入れた

大人になるころでした
あの娘が生まれてきました

母よ 母よ
花嫁御寮


●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


パラダイス・カフェ 作詞 KURO 作曲 西岡恭蔵
KUROちゃんをうたう 1998年 Early Times Strings Band MIDI MDCL-1335〜6


春三月  詞・曲 渡辺勝



春三月 あなたは消えた
菜の花畑に その身を沈め
陽ざしに舞う 蝶々とともに
ぼくが生きる そのためだけに

何も聞かない 何も見ない
想いも捨てた 荒れ野を駆けた

ああ あんなにいつも 触れていた
ああ そんな時間を 見送った
毒の草を 煎じた


苔むす石に 腰をおろし
木漏れ日 揺らめく 土の匂いは

あなたの顔 あなたの声
あなたの愛情 今さら 抱きしめよう

ああ 素敵な日々を 過ごしてた
ああ あなたにもたれ 眠ってた
ああ あんなにいつも 触れていたのに
毒の草よ 何処


渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年


パルチザン  Partisan Words and Music by Anna Marly/Hy Zaret 訳詞 三浦久 改訳 渡辺勝



国境を越えてなだれこむ
降伏せよと言われるが それはできない
銃を持ち消える

何度も名を変える
妻と子をなくす 友は沢山
何人かは一緒にいる

老婆がくれる
屋根裏部屋 兵士がくる
彼女は何も言わずに死ぬ

今朝は三人
今夜は私一人 でも進もう
辺境が私の牢獄

おお 風が 風が吹く
墓場の間を蛆虫がすぐにくる
我らは闇から這い出るだろう


ドイツ兵が家にくる
観念しろと言うが それはできない
再び銃を取る

何度も名を変える
妻と子をなくす 友は沢山
フランスの全てが……

夜 身をひそめ
屋根裏部屋で老人がドイツ兵に捕まった
彼は一言も漏らさず死んだ

おお 風が 風が吹く
墓場の間を蛆虫がすぐにくる
我らは闇から這い出るだろう


フォーク パルチザン 「瓶のなかの球体」 2003年8月17日



ハレルヤ Hallelujah Words and Music by Leonard Cohen 訳詞 イマイアキノブ
フォーク パルチザン 「瓶のなかの球体」 2003年8月17日


Big Boss 詞・曲 渡辺勝



今日まで 君を あてにしていた
だけど 今から そう これからは
ぼくは孤り 孤り立ち 灰になろう

今日まで 君の やすらぎにいた
だけど 今から そう これからは
力を持って 孤り立ち
ぼくは Big Boss Big Boss

見えてくる 見えてくる
ぼくの血潮が踊ってる
もう考えることはないのさ
せき止められてた ぼくの夢
宇宙の扉を押し流すよ



渡辺勝 「ぼくは白い雲」 1976年


昼間から夢のようさ 詞・曲 渡辺勝



昼間から夢のよう 君の微笑み いつものやつ
ぼくはいつものコーヒーで 空もやっぱり曇ってる
君は 皮の靴 いつもの 皮の靴
ぼくも 新聞 ああ 今日も

昼間から夢のよう 君がぼくをからかえば
それで今日も恋人で ぼくの胸に飛び込んで
昨日 また昨日 そう 昨日
昨日がなけりゃ ああ はじまらない


君はぼくにまつわりついて 流れることを知らない
ああ 昨日 また昨日 昨日がこぼれてる

夢を見てる昼間から 君の微笑み チャーミング
ぼくはといえばコーヒーで 空もチョット曇り空
チョコレイト 君の靴 君が好きに決まってる
チョコレイト 君の靴 君が好きに決まってる



●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年
EMIGRANT 「未生音」  2002年

風景 詞・曲 今井忍
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
●Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年

舞台 詞・曲 渡辺勝




まっ暗だな 夜の学校

君の歌が 聞こえてくる 屋根まで飛んだ シャボン玉

鐘が三つ



冬の朝 詞・曲 渡辺勝



あの娘は冷えたパンを頬張りながら
冬を乗り継いでやって来たのさ

春のサバンナ 美しきRiver
地平の彼方 光る海

言葉を知らない草のように
僕等は大地で揺れていた
遠い港の霧笛を聴きながら
日がな一日揺れていた




あの娘は野獣の目を持つ 僕を刺す
僕の腕の中で 何度も寝返りを打つ

言葉を知らない草のように
僕等は大地で揺れていたね
君の海へはどうやって行ったらいいんだい
日がな一日抱いていても


春のサバンナ
懐かしきRiver


渡辺勝 「FADELES S」 1994年
渡辺勝 「シルバラード」 2000年
EMIGRANT 「未生音」  2002年


冬のバラ 詞・曲 渡辺勝



冬のバラ まっ赤なバラ
曇ったガラス 日本海の荒波

冬のバラ 主を待つ
もう何年も 帰らない

ダルマストーブ 暗がりの中で
何を待つのかも わからずに

海の底の見張り番 泳ぐだけの悠久
争いの中で ぼくは 砂に埋もれ
滑稽な化石となった


冬のバラ まっ赤なバラ
鏡に映らない 滑稽さ

冬のバラ

冬のバラ


渡辺勝 「FADELES S」 1994年(Instrumental)


ベアトリ姐ちゃん
※フランツ・フォン・ツッペのオペレッタ『ボッカチオ』の楽曲。エノケンさんが歌っていた。


亡命 詞・曲 渡辺勝



道もなくて 誰もいなくて
咲き乱れる 菜の花の中
君を抱きたい 陽射しの中で
訳も分からず 泣き出す程に

その日その日は あたりまえに
絵の具で飾るもの
星降る夜こそ焼いてしまえ
荷物ばかりじゃ歩けない

蜃気楼の中でも 鼻唄を歌いながら
逃亡者のように ラーララララ
不毛の大地で朽ちたい


急いで歩くこともないさ
誰にもなりたくはない
何処へ行ってもかまわないこと
その日その時

蜃気楼の中でも 鼻唄を歌いながら
逃亡者のように ラーララララ
不毛の大地で朽ちたい

道もなくて 誰もいなくて
咲き乱れる 菜の花の中
君を抱きたい 陽射しの中で
訳も分からず 泣き出す程に


ボガのテーマ 曲 渡辺勝  -instrumental-
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年
●Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年

僕の家(ぼくの家) 詞・曲 渡辺勝



君が泣いたら このぼくは
チョット 素敵に なれるんだ
甘えん坊 悲しみ ぼくは好きなんだ

ぼくの可愛い 恋人さん
父さん母さん ごきげんで
帰る家路に あと少し ぼくの家がある

捨てたものなど 何にもない
家をはるか はなれても
何にも 何にも はなさない
ぼくの家がある


ぼくの可愛い 恋人さん
窓辺に風を 見つけたら
涙そっと 浮かべてさ 故郷 映ってる

捨てたものなど 何にもない
家をはるか はなれても
何にも 何にも はなさない
ぼくの家がある

捨てたものなど 何にもない
家をはるか はなれても
何にも 何にも はなさない
ぼくの家がある



●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
● オルタナティブ・フォークコレクション 1997年 Early Times Strings Band Sony Music Entertainment SRCL-4015
 ※1973/7/21発売のシングル盤B面(CBSソニー)vocalは今井忍
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年
●Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年
EMIGRANT 「未生音」  2002年「ぼくの家」

僕の倖せ(ぼくの倖せ) 作詞 渡辺勝/作曲 松本圭司



ほんとに愛していたんだよ
生きていたんだもの
ほんとに好きになりたくて
僕のためじゃない

何も知らぬうちにすべてはね
変わっていったさ
地球はまわりまわって
元の位置

明るい朝に夢がある
追憶の風と
今でも忘れられないよ
僕の 僕の 倖せ


何も知らぬうちにすべてはね
遠くへ遠くへ
地球はまわりまわって
元の位置

ほんとに愛していたんだよ
生きていたんだもの
ほんとに好きになりたくて
僕のためじゃないさ
僕のためじゃない
僕の 僕の ためじゃない


センチメンタル通り 1973年 はちみつぱい Re-issue 2000.02.04 (CD) KICS-8809 Bellwood/KING 「ぼくの倖せ」
渡辺勝 「ぼくは白い雲」 1976年「ぼくの倖せ」
はちみつぱい  「9th June 1988 はちみつぱい Live」 1989年 Original Release 1989.05.25 (CD) 25JC-427〜9 JAPAN/徳間ジャパン
はちみつぱい「ラストアルバム」東芝EMI VIDEO:TOVF-1142 (1992.5.20) はちみつぱい「ラストアルバム」
原茂 / 渡辺勝 「夜のひだまり」"私の家〜僕の倖せ"( LIVE AT 渋谷ラ・ママ '83 )  1991年
EMIGRANT 「未生音」  2002年
※他にホーボーズコンサートの「キリギリス」

ぼくの手のひらの水たまり  詞・曲 渡辺勝



ぼくの手のひらの水たまり
朝の光が流れ込んで
くすぐったい そんな日には
自慢の山高帽子は空っぽ

君にあげたいもの 見つけたよ
だけどいつでも側にはいないからね
眠った顔にポツンと滴を
遠くにいるとぼくはやさしいね

自慢の帽子を君に
空高く朝の町へ
長かったぼくの風狂に向かい

眠った顔にポツンと滴
遠くにいるとぼくはやさしい

自慢の帽子を君に
空高く朝の町へ
自慢の帽子を君に
空高く朝の町へ 投げようか

自慢の帽子を君に
空高く朝の町へ
自慢の帽子を君に
空高く朝の町へ 投げようか

自慢の帽子を君に
空高く朝の町へ
自慢の帽子を君に
空高く朝の町へ



渡辺勝 「ライブ '77」- ぼくの手のひらの水たまり - 1998年
EMIGRANT 「未生音」  2002年


僕のメリールー(Hello Mary Lou) 作詞 村上律/作曲 Gene Pitney
●アーリータイムス ストリングスバンド「Early Times Strings Band VOL;1」 Original Issue 1979年 Reissue 1998年
EARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BAND 「BREAK TIME」  2001年

星が生まれたよ  詞・曲 渡辺勝



こんな広いうららかな空をゆく
僕等はタンポポの綿毛
風の気持ちは知らない
ほら 鉄橋を渡って行くのは誰だ
たしか あの猫背は……
夜の河原で何度も擦れ違ったね

泣き虫の手品師だ
太陽の匂い 草の匂い 石の匂い 僕の匂いも

暗い闇に閉じ込める 温もりを冷ましてゆく
やがて星が流れるのだ 夜の川に生まれ育つ

何が泳ぐんだい
彼には見えるのだ
ポケットからだしたハンカチ
ちぎれるほど振り続けた夜露も拭わないで

こんな広いうららかな空をゆく
ときにはどこへでもゆける
強い翼よ しなえ!
ほら 断崖絶壁 谷に船を出そう
深く大地は裂け
悠久の時 ズンズン迫ってくる

轟音が記憶の螺子を捲く
あの人の匂い 母の匂い 父の匂い 僕の匂いも

好きだったあの人の 独白の録音テープ
夏に蝉が唸るように 岩にしみ入る 指にしたたる

暗い闇に 閉じ篭る 頭だけ水に浮かべ
きらきらきらと星が生まれたよ
その瞬間 僕は泣いた

誰が泳ぐんだい
あんなに遠くへ
ポケットからだしたハンカチ
ちぎれるほど振り続けた夜露が炯る

好きだよね……笑わない
好きだよね……さわれない



渡辺勝 「シルバラード」 2000年



星降る夜には 詞・曲 渡辺勝(2006年)

星降る夜には 聞こえます
遠い昔の 土の鈴
誰かが 私を 覗き込む

夜空の果てには 君が棲む
きっといつかは 会えるよね
そこで コソコソ 誰ですか

捻れたあなたが駆けてきて
虫になってしまった 夢を見ました
そんな明日なら 悲しいよ

星降る夜には 泪 出る
彼女の証の 赤い鈴
コロコロコロと 転がるよ
私の心を コロコロ コロコロコロ

●2006年 劇団40CARAT 第17回公演「マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ」挿入歌


埋葬  (1969/早川義夫)詞・出来里望 曲・早川義夫
渡辺 勝 「UNDERGROUND RE-CYCLE」  2003年5月18日


窓の外は 詞・曲 渡辺勝


窓の外は、いつもいつも、
五月の雨に煙っていたよ
もう十年もの間、ここで、座り続けては
誰かの声に振り返っていた

今日も君の電話を待ってばかり、
窓の外の足取りはいつも思わせぶりさ
日増しに若い、若い笑い声
ぼくを踊りに誘っている

君の胸に飛び込んで行くのは
どうしてこんなにも難しいんだろうか


君の胸に飛び込んで行くのは
どうしてこんなにも難しいんだろうか

雨が降ったら、なんとかなるだろう
窓の外からは誰にも見えやしないよ

君の胸に飛び込んで行きたいのは
いったいどうした訳なんだろうか

君の胸に飛び込んで行きたいのは
いったいどうした訳なんだろうか

渡辺勝 「ライブ '77」- ぼくの手のひらの水たまり - 1998年  SEAL-002 Seals Rcords


まんまるの月 詞・曲 今井忍
●THE BEST OF SEALS RECORDS VOL.1 2004年 SEAL-027 Seals Records


みんな大きな空  詞 尾上文/曲 今井忍


ミスター・ボージャングル by Jerry Jeff Walker
●村上 律/ロホホラ 律 with his Banjo 2003/11 SEAL-026 Seals Records

道草 詞・曲 渡辺勝



台風が去り 庭には 大きな池が生まれた
盥浮かべて ふたりは 港を出て行く



ぼくが この町 君が あの町
道草
いまだ逢えない


渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


メイプルリーフ・ラグ Maple Leaf Rag, by Scott Joplin 1899


もぐら 詞・曲 シバ
Early Times Strings Band 「Welcome to the "Early's House"」  2001年


森を歩こう 詞・曲 渡辺勝



森を歩こう あなたと二人で
鳥が囀り 羽ばたくところ

私も歌おう ルルルルルルル……
大きな空 あなたの歌

響け 響け あなたの体に 響け 響け 私の体に
響け 響け あなたの心と 響け 響け 私の心
響け 響け 海の底まで 響け 響け ……



●劇団40CARAT 第18回公演「ビュルビュル」挿入曲


ヤナギノウタガ聞コエル 詞・曲 渡辺勝



楓の木の下に座り 「柳の唄」を歌っている
胸に触れ 頭(こうべ)を膝に埋め 「柳の唄」を歌っている

野に咲く花を知らないか
楽しき日々を知らないか

ヤナギノウタガ聞コエル



闇に浮かんだ50の音 詞・曲 渡辺勝



きらめく森の奥へ あなたは馬で去った
太古の海で泳ぐ

静寂の夜に響く 白い壁を穿つ
水の流れ 洞窟を這う

共に生きていたい 楽しき日々は永遠
束の間でしたね 空で花が散りますね

この世には 僕の名前はあるのかな
あの世にも 僕の名前はあるのかな
何でしょうかね
闇に浮かんだ50の音


戦国の時代だけの 年表が伸びてゆくね
新たな言葉に隠され

共に生きていたい 楽しき日々は永遠
束の間でしょう 空で花が 又 咲く

この世には 誰の蕾も見えない
あの世にも 誰の蕾もないのかな
何でしょうかね 望みもないかな

この世には 僕の名前はないんだな
あの世にも 僕の名前はないのだな
何でしょうかね
最初からあなたが懐かしかったよ



渡辺勝 「シルバラード」 2000年
EMIGRANT 「未生音」  2002年


夕暮れ ふたりが 残る道 詞・曲 渡辺勝



夕暮れ ふたりが 残る道
時計の振り子と蛍光灯

ぼくらを見ている 環状線
河原の枯れ草 濡れる頃

火照った 頬が……



夕焼地帯 (1978/休みの国)詞・曲 高橋照幸
渡辺 勝 「UNDERGROUND RE-CYCLE」  2003年5月18日


夢 詞・曲 渡辺勝



君は ぼくを見た 見つめる  見つめる
君は 惚けてしまったの にじり寄る 胸を突き出し
君は 君なのか 悲しくて 悲しくて

君の頭 胸に抱き寄せ 泣いてしまった
君の躰 背に乗せて歩く 為す術もない

悲しくて 悲しくて 悲しくて 君は誰
熱い息を 背中に感じ 悲しくて



渡辺勝 & シルバラード・ユニット 「コトバラード」  2002年
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R

夜は静か通り静か 詞・曲 渡辺勝



夜は静か 通り静か
恋の悩み 買いましょう
涙のなかに お砂糖いくつ
一人の夜は三つがいいの

スプーンに映しましょう
可愛い人の微笑み
檸檬一切れ のせれば
何か切ない気分

夜は静か 通り更けて
恋の悩み 買いましょうね
好きな歌を 口ずさんで
昔のレコード かけてみたら


窓を少し 少しだけ開けて
星を探し出して
小さな声で数えれば
菫咲く丘の上
小さな声で数えれば
菫咲く丘の上


● センチメンタル通り 1973年 はちみつぱい Re-issue 2000.02.04 (CD) KICS-8809 Bellwood/KING
原茂 / 渡辺勝 「夜のひだまり」"私の家〜僕の倖せ"( LIVE AT 渋谷ラ・ママ '83 )  1991年
● 9th June 1988 はちみつぱい Live 1989年 Original Release 1989.05.25 (CD) 25JC-427〜9 JAPAN/徳間ジャパン
●はちみつぱい「ラストアルバム」東芝EMI VIDEO:TOVF-1142(1992.5.20) はちみつぱい「ラストアルバム」
渡辺勝 「ライブ '77」- ぼくの手のひらの水たまり - 1998年
EMIGRANT 「未生音」  2002年


ライオンは寝ている(ライオンが寝てるよ) LION SLEEPS TONIGHT 詞・曲 CREATORE LUIGI PERETTI HUGO WEISS GEORGE DAVID (US 2)
●村上 律/ロホホラ 律 with his Banjo 2003/11 SEAL-026 Seals Records

ラスト・ヴァージン 詞・曲 渡辺勝



どれだけ君と過ごしたのかな
季節はめぐった 何度目だろう
君の涙をぼくはまだ知らないし
君のおもいも きっと まだ知らない

子供が生まれ二人の歴史ではなくなったね
君のあの頃、ぼくのあの頃
机の引き出しにはいつもしまってあるよ
そう、そう、あの頃ね

思い出せばときめくさ! いつも二人だけで・・いたね
酒場でダンスホールで君の事を知っていったような気がした
でも、それは君のにおいをかいでいただけだったんだろう
君のにおいが好きだった 君を抱いていたかっただけなんだろう


たくさんの写真の中で、ぼくらは生きた、ほころびた
つい昨日のことだって、君はいつもかわいいね
二人はきっと、いつまでも死なない気がするよ
いくら年老いても やっぱり 君を知らないままで

娘がパンク頭で夜を俳徊する、その日
ぼくらはこの酒場で Summertime……歌っているだろう
くめど尽きない・・・・・・酒と
いかがわしい男と女に囲まれて
遠い霧笛を聞きながら
きっと二人だけで向かいあっているのさ、何も語らず
夜更けの、あのダンスホールで、きっと愛情なんて知らないままに
君を抱きしめているのだろう、1、2、3、No Return
君のにおいをかぎながら、君のにおいをかぎながら、君のにおいをかぎながら…
今日のこの日、この時を〜
思い出せるかな……



EMIGRANT 「未生音」  2002年


路傍 詞・曲 渡辺勝



路傍の石を集め 洗って庭に撒いた
夏の陽射しが降る キラキラ輝く ものもある

熱くなった石を重ね あの空に届くようにと
願いを懸けましょう 崩れぬ力を 持つように

あの人が死にました
あの人が殺しました

深い山に生まれ 川の底に住む
ゴロゴロ転がってくるんだ
時には欠ける 時には割れる 時には砕け散る

あなたがいる 笑っていても 少し泣いていても
そこにいる それだけで
なんだかとても悲しい

(間奏)




路傍の草を集め 箱庭に植えた
夏の陽射しが降る キラキラ輝く 水を撒こう

小さな家 橋 流さぬようにしよう
願いを懸けましょう 小さな花でも 咲くように

あの人が死にました
あの人が殺しました

あの国の 望みは アスファルトの道だから
踏みにじる 抜いてしまう 集めて燃やす
あの国は いつだって そうしてきた
あの国の 祈りとは そういうこと

深い山に生まれ 川の底に住む
ゴロゴロ転がってくる
体中の 川藻を 魚がつつく

あなたがいる 笑っていても 少し泣いていても
どこにいても あなたがいる
なんだかとても悲しい

夏の陽射しが降ってくる


Long Long Ago 詞・曲 渡辺勝



背中を 向けた 暗い海から
聞こえてくるでしょう それは Mu……

あなたと歌った「ロング・ロング・アゴー」
何もかもが 思いのままに 動いていた

そう ロング・アゴー
それはただの ロング・アゴー
私が海を 渡ったのは 私に会うため
そう いつか めぐり逢いが いつか
あなたを乗せて 港で 霧笛を何度鳴らしても
Long Ago




「どんなに辛い日々を過ごして」…と
思っているでしょう それは Mu……

あなたと歌った「ロング・ロング・アゴー」
古い写真 今でも見てる 夢の中で

そう ロング・アゴー
懐かしいね ロング・アゴー
でもね 私 ここに生きる 信じているのは

そう この日
それはただの この日
時を忘れて 踊る 何かが少し変わって 行くよ

そう ロング・アゴー
それはただの ロング・アゴー
私が海を 渡ったのは 私に会うため

そう ロング・アゴー
それはただの ロング・アゴー
あなたに歌う 新たな あれから この日 この時へ
Long Good Bye



渡辺勝 「FADELES S」 1994年


別れ来る 詞・曲 三木鶏郎
●「渡辺勝 with SIL,BALLAD UNIT in SILVERADO」DVD-R カラー 82分 Stereo HI-FI PFD-001  PLUS FACTORY 2003年  SIL,BALLAD UNIT LIVE DVD-R


私は私よ 詞 ジャック・プレベール(小笠原豊樹訳) 曲 高田渡(原曲:アメリカ民謡)
●「高田渡トリビュート」SEAL-030  Seals Records

home
menu
back