第6学年1組       算 数 科 学 習 指 導 案
 
                            平成16年6月23日(水)第5校時
                             男子15名 女子8名 計23名                               指 導 者  森   直 孝
                                  
1.単元名 「比べ方を考えよう」〔単位量あたりの大きさ〕
 
2.単元について
 ○ 本学年の児童は,明るく活発で興味あることに対し,積極的に取り組むことができる。算数科  の学習に対しても,意欲的に取り組む子どもが多く見られるようになってきており,計算力や思  考力,応用力に個人差が見られるものの,与えられた課題に対しては粘り強く取り組む姿が多く  なってきた。授業中における表現力(発表発表など)に対し,不安を感じている児童も見られる  が様々な活動を通して改善されつつある。
 ○ 本単元で取り扱う学習は「単位量あたりの大きさ」と「速さの表し方」の2つである。「単位  量あたりの大きさ」では,面積も人数も違う場合の混み具合を比較させる作業等を通して,単位  量あたりの大きさで量を比較することのよさに気づかせることをねらいとしている。ここでは,  一方の量を等しくして,それに対するもう一方の量の大きさによって比べること,またその際,  等しくする方の量を単位量にすれば,条件を簡単にそろえることができ,複数の資料を同時に比  べることができることに気づくことが大切である。「速さの表し方」では,「速さ」は「時間」  と「道のり」で決まる量であることから,速さを「単位時間に進む道のり」ととらえることがで  きるようにしていく。速さを視覚などで直感的にとらえることは比較的容易であるが,それを数  で表そうとすると難しくなる。そのため,この学習では,単位あたり量の大きさの考え方を生か  して,単位時間あたりにどれだけの道のりを進むか,また,単位道のりあたりでどれだけ時間が  かかるかという考え方をすることが大切になってくる。 
 ○ 本単元の学習を進めるにあたっては,児童が自己を見つめ,学力の向上を目指せる指導の工夫  ・改善を行い,基礎基本の確実な定着を図る。その手段として学級内習熟度別指導を計画的に取  り入れ,多様な個の要求に応じた学習の場を確保し,一人ひとりが楽しく進んで学ぶための支援  を行う。
 
3.単元の目標
 ○異種の2量の割合としてとらえられる数量について,その比べ方や表し方を理解し,それを用   いることができる。
〔関心・意欲・態度〕 ・単位量あたりの考え方を用いると,数値化して比較できることのよさに             気づき,進んで生活に生かそうとする。  
〔数学的な考え方〕 ・異種の2量について,割合の考えを用いて表し方や比べ方を考える。
〔表現・処理〕 ・単位量あたりの考えを用いて,混み具合や速さを比較することができる。
〔知識・理解〕 ・異種の2量の割合の意味とその求め方を理解する。
 
4.教材の関連と発展
 
 4年
 
  6年
 
中学





 

 G がい数の表し方

・概数の意味と表し方
・四捨五入の意味と表し方
 





 

    B 平均

・平均の意味とその求め方
・代表値としての平均
 





 

    1年

  ・比例,反比例
   (式,グラフ)
 
 

本単元 単位量あたりの大きさ

・単位量あたりの考え方とその
 用い方
・人口密度の意味とその求め方
・速さの意味とその求め方
 (時速,分速,秒速)
・速さに関する公式
・作業の速さ
 
 

    F 比例

・比例の意味とその特徴
・比例のグラフ
 
第6学年2組        算 数 科 学 習 指 導 案
 
                             平成16年6月23日(水)第3校時
                              男子15名 女子8名  計23名                              指 導 者    瀬谷 浩史                                  
1.単元名 「比べ方を考えよう」〔単位量あたりの大きさ〕 
 
2.単元について
 ○ 本学級の児童は,明るく活発である。授業においても,自分の考えを意欲的に発表したりノー  トに書いたりできるようになってきた。一方で,フロンティアタイムを中心に計算の繰り返し演  習を行ってきたが計算力が十分でない児童も見られ個人差がある。
   本単元では,きめ細やかな指導を行い,児童が,自らの考えをもとに課題を解決したり,繰り  返しさまざまな課題を解決しながら学習の喜びを味わうことができるようになってきた。 
 ○ 本単元で取り扱う学習は「単位量あたりの大きさ」と「速さの表し方」の2つである。「単位  量あたりの大きさ」では,面積も人数も違う場合の混み具合を比較させる活動等を通して,単位  量あたりの大きさで量を比較することのよさに気づかせることをねらいとしている。ここでは,  一方の量を等しくして,それに対するもう一方の量の大きさによって比べること,またその際,  等しくする方の量を単位量にすれば,条件を簡単にそろえることができ,複数の資料を同時に比  べることができることに気づくことが大切である。「速さの表し方」では,「速さ」は「時間」  と「道のり」で決まる量であることから,速さを「単位時間に進む道のり」ととらえることがで  きるようにしていく。速さを視覚などで感覚的にとらえることは比較的容易であるが,それを数  で表そうとすると難しくなる。そのため,この学習では,単位あたり量の大きさの考え方を生か  して,単位時間あたりにどれだけの道のりを進むか,また,単位道のりあたりでどれだけ時間が  かかるかという考え方をすることが大切になってくる。 
 ○ 本単元の学習を進めるにあたっては,児童が自己を見つめ,学力の向上を目指せる指導の工夫  ・改善を行い,基礎基本の確実な定着を図る。その手段として学級内習熟度別指導を計画的に取  り入れ,多様な個の要求に応じた学習の場を確保し,一人ひとりが楽しく進んで学ぶための支援  を行う。
 
3.単元の目標
 ○異種の2量の割合としてとらえられる数量について,その比べ方や表し方を理解し,それを用   いることができる。
〔関心・意欲・態度〕 ・単位量あたりの考え方を用いると,数値化して比較できることのよさに             気づき,進んで生活に生かそうとする。  
〔数学的な考え方〕 ・異種の2量について,割合の考えを用いて表し方や比べ方を考える。
〔表現・処理〕 ・単位量あたりの考えを用いて,混み具合や速さを比較することができる。
〔知識・理解〕 ・異種の2量の割合の意味とその求め方を理解する。
 
4.教材の関連と発展
 
 4年
 
  6年
 
中学





 

 G がい数の表し方

・概数の意味と表し方
・四捨五入の意味と表し方
 





 

    B 平均

・平均の意味とその求め方
・代表値としての平均
 





 

    1年

  ・比例,反比例
   (式,グラフ)
 
 

本単元 単位量あたりの大きさ

・単位量あたりの考え方とその
 用い方
・人口密度の意味とその求め方
・速さの意味とその求め方
 (時速,分速,秒速)
・速さに関する公式
・作業の速さ
 
 

    F 比例

・比例の意味とその特徴
・比例のグラフ
 
5.授業改善の視点 
(1)学級内習熟度別指導の導入
○1時間の授業において,学級内習熟度別指導を仕組むことによって,個に応じた指導ができる ようにする。
○個々の児童の実態に応じた手立てや支援を工夫を行う。また,毎時間,自己評価を行うこと によって,自分にあった課題に取り組み,学習内容の確実な定着を図っていく。
 
6.単元の指導計画(全17時間 本時3/15<1組>   本時2/15<2組>)*単元指導計画型B型

 
目     標 進 ん で 学 ぶ 子 ど も の 姿
学 習 形 態 少 人 数 ・ 習 熟 度 別 学 習 活 動
(1)単位量あたりの大きさ 7時間 上p.36〜43


(2組本時)
 
○面積,にわとりの数のい ずれかが異なる場合の混 み具合の比べ方を理解す る。
○面積,にわとりの数が異 なる場合の混み具合の比 べ方を理解する。
・面積,にわとりの数いずれかが違う2つの小屋の混み具合の比べ方を考える。

   

・面積とにわとりの数が違う3つの小屋の混み具合の比べ方を考える。
・面積をそろえて1m
2あたりの数で比べたり,数をそろえて1羽あたりの面積で比べれば よいことをまとめる。


 
(一斉指導)
及び
(学級内習熟度別指導)

(1組本時)
○「人口密度」の意味とそ の求め方を理解する。 東京都と北海道の人の混み具合を比べる。
・用語「人口密度」の意味を知り,人口密度を求める。




 
(学級内習熟度別指導)



 


 
○単位量あたりの大きさと その用い方を理解する。 ・じゃがいものとれ具合を,単位量あたりの大きさの考え方を用いて調べる。

 
(学級内習熟度別指導)


 
○単位量あたりの大きさと その用い方を理解する。 ・1m2あたり0.5kgの肥料をまくとき,1.2kgの肥料では何m2にまくことができるか考え る。
 
(学級内習熟度別指導)

 
○学習内容に習熟する。 文章問題の題意を正確につかみ,立式を行う。
 
(学級内習熟度別指導)


 
○学習内容の理解を深め, 算数への興味を広げる。 ・文章問題の題意を正確につかみ,立式を行う。
・生活化を図る。
 
(学級内習熟度別指導)
(2)速さの表し方 5時間 上p.44〜50



 
○距離,時間が異なる場合 の速さの比べ方を理解す る。 ・走った距離と時間が違う人の速さの比べ方を考える。
・距離をそろえて1mあたりの時間で比べたり,時間をそろえて1秒あたりの距離で比べたりすればよいことをまとめる。

 
(学級内習熟度別指導)





 
○速さを求める公式を理解
 し,それを適用して速さ を求めることができる。
○「時速」「分速」「秒速」
 の意味を理解する。
・新幹線のひかり号とやまびこ号の速さを比べる。
・速さを求める公式をまとめる。
・用語「時速」「分速」「秒速」の意味を知り,公式を用いて速さを求める。



 
(学級内習熟度別指導)




 
○道のりを求める公式を理 解し,それを適用して道 のりを求めることができ る。 ・新幹線ののぞみ号の速さと時間から道のりの求め方を考える。
・道のりを求める公式をまとめ,公式を用いて道のりを求める。



 
(学級内習熟度別指導)




 
○速さと道のりから時間を 求める方法を理解する。
○仕事の速さについて理解 する。
・新幹線のこだま号の速さと道のりから時間の求め方を考える。
・時間を□として式に表し,求める。
・1時間に4500枚コピーする機械と5分間に500枚コピーする機械の速さを比べる。


 
(学級内習熟度別指導)
  まとめ 3時間




 
○学習内容に習熟する。

 
・「単位量あたりの大きさ」と「速さの表し方」のそれぞれのコースで学習内容を深める。
・2つのコースで学習を行う。
・「単位量あたりの大きさ」の学習内容を確認し,補充,適用,発展的な問題を解く。 ・「速さの表し方」の学習内容を確認し,補充,適用,発展的な問題を解く。
 
(学級内習熟度別指導)
 

2・

 
習熟度別学習コースに分 かれて学習内容の理解を 深め,算数への興味を広 げる ・「単位量あたりの大きさ」と「速さの表し方」について,自分が苦手な学習内容,または,さらに学習を深めたい内容を選択し,学習を深める。
・「単位量あたりの大きさ」の学習内容を確認し,補充,適用,発展的な問題を解く。 ・「速さの表し方」の学習内容を確認し,補充,適用,発展的な問題を解く。
 
(少人数習熟度別指導)
 
7.単元の評価計画(評価規準・具体的な評価方法)
小 単 元
 

 
関心・意欲・態度 数学的な考え方 表現・処理 知識・理解
具体的な評価方法 具体的な評価方法 具体的な評価方法 具体的な評価方法
@単位量あたり の大きさ
  (7時間)


































 



(2組本時)



 
○単位量あたりの考えを用いて,混み具合を考えている。
 



 
○混み具合を比べるには,単位量あたりの考えを用いればよいことを理解している。




 
・ノート,発言内容,プリント


 




 
・ノート,プリント



 
3(1組本時)
 

 
○人口密度を求めることができる。 ○人口密度の意味を理解している。




 




 
・ノート,プリント



 
・ノート,プリント



 





 



 
○いろいろな場合に単位量あたりの大きさの考えが適用できることに気づいている。


 



 

 
・ノート,発言内容,プリント
 

 



 


 


 
○単位量あたりの考えを用いて,全体の量を求めることができる。

 
    ・ノート,プリント  





 
○自分の課題に向かって,主体的に学習に取り組もうとしている。
 
○単位量あたりの考えを用いて,異種の2つの量についての比べ方を考えている。 ○単位量あたりの考えを用いて問題が解ける。

 
○単位量あたりの問題の解き方を理解している。

 
・ノート,発言内容,プリント ・ノート,発言内容,プリント ・ノート,プリント
 
・ノート,プリント
 





 
○自分の課題に向かって,主体的に学習に取り組もうとしている。
 
○単位量あたりの考えを用いて,異種の2つの量についての比べ方を考えている。 ○単位量あたりの考えを用いて問題が解ける。

 
○単位量あたりの問題の解き方を理解している。

 
・ノート,発言内容,プリント ・ノート,発言内容,プリント ・ノート,プリント
 
・ノート,プリント
 
A速さの表し方   (5時間)






















 





 
○時間と距離の関係を調べ,それらを比べようとしている。
 
○単位量あたりの考えを用いて,速さの比べ方を考えている。
 



 



 
・ノート,発言内容,プリント ・ノート,発言内容,プリント
 

 





 




 




 
○速さを求める公式から速さを求めることができ,また,速さを時速,分速,秒速で表すことができる。 ○速さを求める公式や時速,分速,秒速の意味を理解している。

 
    ・ノート,プリント ・ノート,プリント




 



 



 
○道のりを求める公式から道のりを求めることができる。
 
○道のりを求める公式を理解している。

 
    ・ノート,プリント ・ノート,プリント







 





 
○速さや道のりを求める公式から時間の求め方を考えたり,単位量あたりの考えを用いて,仕事の速さなどの比べ方を考えたりしている。 ○仕事の速さを,単位時間あたりの仕事量を調べて比べることができる。

 





 

 
・ノート,発言内容,プリント ・ノート,プリント
 

 
Bまとめ
   (3時間)
















 








 
○自分の課題に向かって,主体的に学習に取り組もうとしている。



 
○単位量あたりの考えを用いて,異種の2つの量ついての比べ方を考えている。
○速さ,時間,道のりの関係から,それぞれの求め方を考えている。
○単位量あたりの考えを用いて問題が解ける。○速さ,時間,道のりの公式を用いて問題が解ける。

 
○単位量あたりの問題の解き方を理解している。○速さ,時間,道のりの関係を理解している。


 
・ノート,発言内容,プリント
 

 

 



2・



 
○自分にあったコースを選択し,主体的に学習に取り組もうとしている。


 
○単位量あたりの考えを用いて,異種の2つの量ついての比べ方を考えている。
○速さ,時間,道のりの関係から,それぞれの求め方を考えている。
○単位量あたりの考えを用いて問題が解ける。○速さ,時間,道のりの公式を用いて問題が解ける。

 
○単位量あたりの問題の解き方を理解している。○速さ,時間,道のりの関係を理解している。


 
・ノート,発言内容,プリント ・ノート,発言内容,プリント ・ノート,プリント
 
・ノート,プリント
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
8.本時の学習(3/15)           (指導者:森 直孝 場所:6年1組教室)
(1)目  標 ・人口密度を求めることができる。〔表現・処理〕                      ・人口密度の意味を理解することができる。〔知識・理解〕
 
(2)授業仮説 ・各児童の問題解決の速度や理解の程度に応じて,習熟度別コースを仕組むことに        よって,より個に応じたきめ細かな指導ができるであろう。
        ・自己評価や自己の理解度に合わせたコース選択の機会を設定することで,自分に        あった問題解決の場で学習内容の定着や充実感を味わうことができるであろう。
        ・身近に起こりうる人口密度の要素を含んだ問題を提示することで,児童は意欲を        持って問題に取り組み,更にそれを活用した活動を行うことで,学習内容の理解が        深まり,算数への興味も広がるであろう。      
 
(3)展  開











































 
過程      進んで学ぶ児童の姿    学び方を育てる教師の支援
 



  
  (10) 


 
1.「こみぐあい」について前時 の学習をふり返る。

2.学習問題を知る。
 
・広さ(面積)とその中の数がポイントであった ことを押さえる。


 


 
(学習問題)東京都と北海道の人のこみぐあいの比べ方を考えよう。 ・広さ(面積)あたりの数,一人あたりの広さ(面 積)どちらでも比べられることに気づかせる。
 
3.めあてを立てる。  


 

めあて「人口のこみぐあい」について知ろう
 


 
 






(10)
 
 
4.自力解決をする。


5.全体で「人口密度」につい  て確認する。




 
・広さ(面積)と人口に着目するとよいことに気 づかせる。
・立式に不安な児童には個別指導を行う。
・広さ(面積)あたりの数,一人あたりの広さ(面 積)どちらでも比べられるが,一人あたりの広 さ(面積)を用いると数値が1以下の小数にな り,計算が困難であるとともに大きさもとらえ にくいことに気づかせる。
・人口のこみぐあいを「人口密度」ということを 押さえる。

 







 
(20)
 



 

6.自分にあった習熟度別学習 コースに別れ問題に取り組む。

・自分にあったコースを選択できるように支援を する。

(赤コース)・具体物操作やふり返り
・補充問題からゴール問題




 

(黄コース)
・類似問題からゴール問題







 

(青コース)
・ゴール問題から発展問題
・意見交換


 

(赤コース)
・具体物操作の 取り組みを中 心とした個別 指導を行う。

 
 
(黄コース)
・わからない 問題があっ たり,間違 えた場合に 適時支援を 行う。
(青コース)
・わからない 問題があっ たり,間違 えた場合に 適時支援を 行う。
     



 
◎人口密度の意味を理解しているか。
     (机間指導,学習プリント)〔知・理〕
◎人口密度を求めることができる。
    (机間指導,学習プリント)〔表現・処理〕




(5)
6.本時の学習をふり返る。
 ・ふり返りカードに自分の学  習の様子等を記入する。

 
・本時の学習の成果や課題についてふり返ること  ができるようにする。


 
 
(4)本時の評価 ・人口密度を求めることができたか。〔表現・処理〕                     ・人口密度の意味を理解することができたか。〔知識・理解〕
 
 
 
 
 
 
 
 
8.本時の学習(215)              (指導者:瀬谷浩史  場所:62組)
1)目標    ・単位量あたりの考えを用いて,混み具合を考えている。[数学的考え方]
         ・混み具合を比べるには,単位量あたりの考えを用いればよいことを理解する。
                                       [知識・理解]
2)授業仮説  ・各児童の問題解決の速度や理解の程度に応じて,習熟度別コースを仕組むことによって,より個に応じたきめ細やかな指導ができるであろう。
・適時,自己評価を行い,自分にあったコースを選択することによって,自分にあった課題に取り組みながら学習内容を定着させるとともに,充実感を味わうことができるであろう。  
3)展開
過程 進んで学ぶ子どもの姿
 
学び方を育てる教師の支援(◎具体的な評価方法)
 
つかむ
(10)




 
・ フラッシュカードを用いながら視覚的に振り返ることによって,単位量あたりの量についてしっかりと押さえる。
・ 前時の2つものを比べるときと,3つのものを比べるときの違いについて,気づかせる。


 
フラッシュカードを用いながら視覚的に振り返ることによって,単位量あたりの量についてしっかりと押さえる。

前時の2つものを比べるときと,3つのものを比べるときの違いについて,気づかせる


 





ためす(20)






 
4.自力解決をする。

5.自分にあった習熟度別学習コースに分かれ,学習問題を解決していく。


 
・「面積」と「にわとりの数」に着目するとよいことに気づかせる。
5分程度自力解決の時間を設定し,その後,2つの習熟度別学習別コースに分かれる。
・ 2つのコースの分かれ方については,教師が指示する。    
<赤コース:記述なし,または,立式のみの児童>
<青コース:
1つの方法以上で立式できた児童>
(赤コース)
・具体物操作を行ったり,前時を振り返ったりしながら理解する。

 
(青コース)
・立式や説明をノートに書き,自分の考えをグループで発表しあう。
(赤コース)
・個別指導を行いながら,「面積」や「にわとりの数」に着目し,数値化で表すよさを理解させる。

 
(青コース)
・グループで自分の考えを発表させ,発表ボードにまとめさせる。
・着目する視点を助言し,いろいろな方法で解決させる。


 


 
◎単位面積あたりのにわとりの数や,1羽あたりの面積を調べて比べているか。(ノート,発言内容)[数学的な考え方]
ふかめる(10)





 
6.2つのこみぐあいの比べ方について,確認する。 ・こみぐあいを単位量あたりで考え用いて比べる方法を
確認する。
7.各コースに分かれて,問題演習をする。 ・自分の力にあったコースを選択できるように支援をする。
(赤コース)
・補充問題からゴール問題

 
(黄コース)
・類似問題からゴール問題


 
(青コース)
・ゴール問題から発展問題

 
(赤コース)
・個別指導を中心とした支援を行う。

 
(黄コース)
・わからない問題があったり,間違えたりした場合に適時支援をする。
(青コース)
・わからない問題があったり,間違えたりした場合に適時支援をする。

 

 

 
◎単位あたりの考え方を用いて,混み具合を比べることができたか。(プリント)[知識・理解]
まと
める
8.本時の学習を振り返り,学習への取り組みを自己評価する。

 
・本時の学習の成果や課題について振り返ることができるようにする。

 
 
(4)本時の評価
◎単位量あたりの考えを用いて,混み具合を考えることができたか。[数学的考え方]
◎混み具合を比べるには,単位量あたりの考えを用いればよいことを理解できたか。[知識・理解]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  平成16年度 授業研究会の記録
 
 
第6学年 算数科 「比べ方を考えよう」〔単位量あたりの大きさ〕(平成16年6月23日 実施 )
 

@研究協議の視点
 

(1)授業改善の視点は,適切であったか。
(2)改善の視点が,授業の中にいかされていたか。
(3)授業の組み立ては,適切であるか。(子どもの活動,教師の支援)
 

A 研究協議
 
 
Q1:ゴール問題ができなかった子は,何人いたのか。
A1:二人。
 
Q2:予想はいつさせたのか。
A2:問題をノートに書いた後,各自でさせた。
 
Q3:学習問題と学習課題は,どのようにして区別しているのか。
A3:いっしょだと考えている。学習問題の方が,子どもたちにとってわかりやすい。
 
Q4:子どもたちの見通しをもっと大切にした方がよいのではないか。
Q4:今後,取り組んでいきたいと思う。
 
Q5:二回習熟を取り入れたのはなぜか。
A5:前半を分けなくてもよかったかもしれないと思う。もしくは,後半の方を分けなくてもよかっ   たと思う。
 
Q6:青コースの子どもの中でよく理解していない子どもがいた。よく理解していない子どもたちの   ためにも,全体で練りあう場がもっと取り入れた方がよいのではないか。
A6:今後,取り入れていきたいと思う。
 
Q7:なぜ,3つの混み具合だったのか。3つではなく,AとCに絞った方がよかったのではないか。
   ポイントを絞った方がよかったのではないか。
   森先生の授業で,人口密度について子どもたちの感想を言わせたのはよかった。
A7:ポイントを絞って,今後,取り組んでいきたい。
 
Q8:システム,練りあい,評価の3つのことについて瀬谷先生は反省していましたが,システム   がよくできていると思う。教師が動きすぎてしゃべりすぎていたのではないか。
A8:発問を厳選し,子どもたちの活動の場を確保していきたい。
 
Q9:瀬谷先生の授業で,じっくり考えさせる場が足りなかった気もする。できることだけを目指   してすぎいるのではないか。
A9:今後,十分に自力解決ができる時間を確保していきたい。
 
 

B指導助言 (校長)
 
 
1.授業について    
○森教諭の反省より〜「何の為の勉強を?何の為に学校へ?」どの子どもの疑問にどう応えるか。
  学ぶことは元来楽しいことであり,最高の知的レクリェ−ションと言われる。興味・関心があれ  ば,寝食を忘れて没頭する。
@【発見する喜び,知る喜び,解決する喜び,やり遂げた喜び】この積み重ねがやる気を育てる!
 A【学習でどんどんためる】→【総合学習や生活の中でどんどん使う】→【またためる】
B【生涯学習時代の授業は楽しくなければダメ!遊び心をいれる】そうしないと,学校卒業したら
  勉強終わりとなる。これでは第1の学力「やる気=知的好奇心」は育たない。
 C4年〜6年,3年間の成果は最高学年に一番表れる。またそうでなければならない。
   ○「皆で学びあっていこう」という姿勢ありよかった。
   ○「さん」づけは新鮮である。友達同士も。
  A学級内習熟度→加配のない学校でもモデルになる。
   ○本研究は,長崎県全体に向けての発信を使命としている。
   ○学年合同の46名での習熟度はどうか?23名に教師1人,46名に教師2人,どちらが効    率的なのだろうか。
  B今日は一斉指導と個別学習・習熟度別学習と指導形態にメリハリが合った。一斉指導と教師中   心の指導とは違うことを認識。一斉指導は,非常に効率的な指導方法である。
   ○まだ,教師が喋りすぎで,もっと子どもを目立たせる。大切なことは「子どもが気づく,探    す,発表する」が原則である。
   ○【授業改善の視点は,児童に考える時間・場を十分に与えること】
    幸いノ−チャイム→50分授業・60分授業は弾力的に組める。
  C「自分にあったコ−スの選択」→自己評価能力がついている。わかっているのか,わかってい   ないのか,それがわかっているのがすごい。「評価は人がする」が原則だが,さすが,6年で
   ある。
  D教室後ろの掲示は,学習の振り返りコ−ナ−学習の継続性において大切である。「おそい子」   の為によい。
 
(3)今後の課題
  @本時の目標について
   ○抽象的でなく具体的に。数時間を要する目標は不適当である。
   ○「〜な子どもにしたい」という授業者の強い願いを表わす。到達目標で表わす→「させる」    だけでは子どもは伸びない。
   ○学力保障するなら「〜できる」ところまで子どもを伸ばしたい。
   ○展開を見るときも,絶えずこの目標にもどって考察するよい。
   (5年の目標「〜しようとする」意欲?「やる気」は第1の学力。今までは,「やる気がない    からダメだ」と言っていたが,これは教師が育てるべき学力である。できた,成功感・成就    感・やり遂げた喜びが,この繰り返しがやる気を育てる。)
  A練り合いはについて
   ○子どもは学習中,課題を受け,教師の発問を受け,いつも心の中でもう一人の自分と常に     葛藤し「練り合い」をしている。だから,必要な時には,「考える時間と場」を十分与える    ことが必要になる。「いつも練り合い,ずっと練り合い」である。