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第1学年 算 数 科 学 習 指 導 案
平成15年7月3日(木)第3校時
男子27名 女子23名 計50名
指 導 者 TA 柴 田 千 穂
指 導 者 TB 成 枝 祥 子
1. 単元名 「のこりはいくつ ちがいはいくつ」
2.単元について
○児童は,入学以来,学習にも興味を持ち,意欲的に取り組んでいる。これまでの算数の学習では,10までの数の数え方,数字の読み方,書き方,数の構成などを知り,数の概念を理解してきた。また,前単元の「あわせていくつ ふえるといくつ」では,加法の意味を理解し,式の表し方も学習した。それらを学習する過程においては,数の入門期となる大切な時期であることを考慮し,絵やおはじきやブロックを用い,具体物や半具体物を使った学習を重視してきた。いずれの場合も児童は意欲的に取り組み,楽しくブロック操作をすると共に,計算できることのうれしさや式で表すことの便利さを感じているようである。しかし,計算の力には差があり,短時間で多くの問題を解いていく児童とブロックを使いながら解いていく児童との作業量の差は大きい。また,文章題の学習においても,ひらがなが十分に読めず,問題場面を一人ではとらえられない児童や問題を式に表すことに抵抗を感じている児童もいる。
○本単元は,被減数が10以内のひき算の学習である。「のこりはいくつ」「ひくといくつ」「0のひきざん」「ちがいはいくつ」の小単元で構成され,減法の意味を知り,10以内の減法計算が正しくできるようになることをねらいとしている。求残(はじめの数量から取り去ったり,減少したりした後の残りを求める)の場面,求補(ある数の補数を求める)の場面,求差(2つの数量の差を求める)の場面でそれぞれ減法が適用できることを知り,式に表したり読んだりし,その計算のしかたをブロックを用いて考えたり説明したりする。
○本単元の学習を進めるにあたっては,習熟の段階で2つのコースを設定して1時間ずつそのコースをまわることにより,より内容を深く理解できるようにする。コースは,「けいさんコース」と「おはなしもんだいコース」の2つとする。「けいさんコース」では,被減数が10以内のひき算の問題をプリントや計算ゲームなどで行い,正しく計算できる力を身につけさせる。「おはなしもんだいコース」では,文章題を解いたり作ったりして,減法の意味理解を深めさせる。この2つのコースで計算問題,文章題をそれぞれ集中して学習させることにより,理解が十分でなかった児童も自分のペースでじっくりと学習に取り組むことができ,また,十分理解できている児童は,より多くの問題に取り組むことができ,力を高めていくことができると考える。
3. 単元の目標
○減法の意味と被減数が10以内の減法計算のしかたを理解し,それを用いることができる。
〔関心・意欲・態度〕・日常の事象から求残や求差の場面をとらえ,式に表すよさに気づき,
減法を適用しようとする。
〔数学的な考えかた〕・求残や求補,求差の場面を減法の関係として統合的にとらえる。
〔表現・処理〕・1位数の構成に着目して,計算のしかたを考えたり説明したりする。
〔知識・理解〕・減法の意味と被減数が10以内の減法計算のしかたを理解する。
4. 授業改善の視点
(1)体感できる教材の活用
○問題場面をとらえるための動作や挿絵の利用・算数ブロックの操作
ひき算の場面をとらえさせるために,ボールを取る,金魚をすくう,ボーリングをするなどを動作を加えて示したり,さし絵を提示したりした後,それを算数ブロックで表現させる。繰り返しブロック操作を行わせることで児童は場面をとらえることができ,ひき算の意味について理解を深めていくことができると考える。
○学習ゲームにおける計算カードの活用
計算を習熟させる際には,学習プリントだけでなく,計算カードを使った学習ゲームも多く取り入れていく。計算の答えがゲームに役立つことを知り,児童はより計算を速く正確に行おうとする意欲が高まると考える。
(2)習熟を深めるための授業形態の工夫
たし算に比べひき算は,場面のとらえ方やブロックの使い方などで子ども達にとって難しいと感じさせる要素を多く含む学習である。そのひき算の学習において,計算のみを集中して行い計算の力を高めていくコースと文章題を中心にしてひき算の意味理解を深めていくコースを習熟の段階で仕組めば,児童のひき算への理解がより深まるのではないかと考える。
(3)学び方の指導
学級の枠を外し,学年混じった集団をつくってコース別に学習を行うことにより,今後の習熟度別授業への抵抗を和らげる効果があると考える。また,グループで学習を行う時には,児童が学習を進めていく形をとることにより,学習リーダーの育成をねらっている。
ここに成枝教諭指導案追加
7.本時の学習(7/8) けいさんコース(指導者:柴田千穂 場所:1年1組教室)
(1)目 標 ・被減数が10以内の減法計算が正しくできる。
(2)授業仮説 ・プリントコーナー,学習ゲームコーナーなど教室内にいくつかのコーナーを設け,児童の希望に応じて学習を進めていくようにすれば,児童は意欲を持って学習に取り組むことができるとともにたくさんの問題を解いていくことができ,計算の力を高めることができるであろう。
(3)展 開
| 過程 |
進んで学ぶ子どもの姿 |
学び方を育てる教師の支援(◎具体的な評価方法) |
つ か む 5 |
1.本時の学習課題をつかむ。 |
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ひきざんのけいさんがただしくできるようになろう。 |
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| 2.本時の学習の進め方を確認する。 |
・グループによる計算プリントを行った後,コーナーでの学習を進めることを説明する。 |
た
め
す
35 |
3.計算プリントをする。
4.各コーナーで学習ゲームをする。
@おもしろプリント
Aおいこしゲーム
Bしんけいすいじゃく
Cカードならべ
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・グループで学習を進めさせる。 ・必要に応じてブロックを使わせる。 ・速く終わった児童には計算カードをさせる。
・理解の程度が同じくらいのペアで学習を進め,@からBまでのコーナーで希望のものに取り組ませ,多くのコーナーを回るよう助言する。 ・計算カードを使う際は,必ず式と答えを声に出して言うようにさせる。 ・計算カードは,数の式だけの計算カードとタイル図を書き込んだものの2種類を用意し,理解の程度によって選んで使わせる。 ・
@からBを十分にできた児童には,Cのコーナーに取り組むよう助言する。 ◎
進んで学習に取り組もうとしているか。 (観察)〔関〕 ◎
ひき算の計算を正確に行っているか。 (プリント・観察)〔表〕 |
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ひ ろ げ る
5 |
5.本時の学習をふり返る。
6.次時の学習内容について知る。 |
・ふりかえりカードに自己評価をさせ,本時の学習を振ふり返らせる。 ・本時の活動で思ったことや考えたことなどを発表させ,次からの学習に生かしていけるようにする。 ◎活動をふり返り,進んでカードに記入したり発表したりしているか。 (観察)〔関〕 ・次時はおはなしもんだいコースで学習することを知らせ,活動への意欲を高めるようにする。 |
(4)本時の評価
◎進んで問題に取り組むことができたか。〔関心・意欲・態度〕
◎被減数が10以内の減法計算が正しくできたか。〔表現・処理〕
ここに成枝教諭指導案追加
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